埼玉の重要文化財、岩窟の神秘。
岩殿観音窟の特徴
埼玉県の重要文化財である歴史深い寺院です。
行基作の十一面観音が納められた岩窟です。
南北朝時代から続く文化的な遺産が魅力です。
埼玉県の重要文化財。吾野法光寺の裏側より石灰山をのぼること500m(15分程度)、頂上近くの隅に自然にできた石灰岩の洞窟。今は本尊を失っているが、貞和2年と刻まれた石龕の扉と思われる青石板が、曹洞宗法光寺に保管されている。弘法の爪書き不動(岡部六弥太公無念の不動とも言われる磨崖仏)、宝生の滝(高さ18m)、畠山重忠公の馬蹄跡と弘法の硯石(侵食された石灰岩)など見どころ満載かのようだがどれもパッとしない。アクセスは、法光寺からの踏切が参道入り口となる。グーグルマップのナビは私有地(石灰岩の採掘会社)を指示するので注意!
落ち葉がかなり滑りやすいためきおつけてのぼりました今回は時間が無いため、岩殿下の滝と不動様でおわりにしました。
かつて行基作の十一面観音を納めたと伝わる石灰岩の岩窟で、南北朝時代に整備されたものという。内部には緑泥片岩(秩父に特徴的な石材で青石塔婆の素材)の板を厨子様に組み合わせた「石龕(せきがん)」と呼ばれる珍しい構造物があり、その中に今代の観音像が安置されている。傍らに立つ青石塔婆も見応えがあり、沿線の歴史ファンには必見。秩父・奥武蔵地域でもユニークな史跡だが、あまり知名度が無いのが不思議。県指定重要文化財。※見学は吾野から徒歩になりますが、砂利道や階段を含む急な園路を巡った先にあります。足元にご注意を。
線路を渡り徒歩15分とあります。
名前 |
岩殿観音窟 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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吾野駅西方の山中にある小規模な鍾乳洞に覆屋を設けた観音堂。そこまでの道を含めてひじょうにサイキックな雰囲気のあるスポットです・・・・・・が、山道を登り詰めた先が採石場で、大きなダンプが普通に上がって来てるのを見ると、ちょっと興醒めかも。すみません。余談ですが、付近の山中には昔の石灰鉱山の施設が点在しています。それと林道アズサズ線は超大荒れなので、クロカン4WDでも迂闊に入らない方が吉かと。