見学から始まる新たな体験。
| 名前 |
県指定史跡 蒼前平一里塚 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0176-58-5530 |
| HP |
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-bunka/kensiseki_08.html |
| 評価 |
3.4 |
| 住所 |
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2022年3月29日に見学しました。奥州街道の盛岡以北に一里塚が設置され始めたのは、慶安2年1649年以後とのことです。ここ上北地方は、承慶元年1652年頃と言われています。江戸日本橋が、諸街道の起点ですが、この一里塚は、江戸から176番目にあたります。江戸時代、秋田県の尾去沢鉱山から御用銅が駄送されたり、松前公の参勤交代に使われたりしました。一里塚を含む街道整備が、急速に進んだ背景を考えると次の様なことが想起されます。3代将軍家光が、寛永10年1633年に国廻り派遣を開始し、後に幕府巡見使の制(寛文7年1667年:家綱)導入に至ります。また、寛永12年1635年に参勤交代が制度化されました。一里塚は、街道を挟んで2基が対になっていますが、ここのように両サイドに現存している場所は、少ないと思います。一里塚の他に藩境塚にも似たものが有ります。伊達藩と南部藩の境にあたる北上市周辺に残っています。