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上須戸八幡大神社(かみすどはちまんだいじんじゃ)主祭神 品陀和気命合祀神 天照皇大神 火産霊神 奥津比古命 奥津比売命 木花佐久夜比売命 磐長姫命 健御名方命 市杵島比売命 須佐之男命 菅原道真公 豊宇気毘売神境内社 八坂神社 金刀比羅社由緒上須戸八幡大神社は、福川右岸にある横町郭の東城と呼ばれる地に鎮座しています。東城というのは、西方の西城に対し、東に城があったことに由来しています。康平五年(1062)「前九年の役」で勲功を立て、恩賞として長井庄の庄士を拝命した斎藤実遠が長井庄を与えられる前は、この地域一帯は成田助高が領有していました。成田助高が西城(長井城)を築いた際に、東の守りとして築いた砦が東城です。伝説によると、天喜五年(1057)源頼義が安部貞任を討つために奥州へ下る途中、当地に逗留しました。この折、竜海という沼に棲む大蛇が村人を悩ますことを聞いたため、土地の島田大五郎道竿に命じて退治させました。頼義はこの大蛇退治を、安部氏討伐の門出に吉事であると喜び、大蛇の棲んでいた所から、東・西・北に三本の矢を放ち、その落ちた所にそれぞれ八幡社を、沼の中央に大蛇慰霊のための弁天社を祀りました。当神社は、西に放たれた矢が落ちた所に祀られたといわれています。内陣には八幡大明神像が祀られています。この像は柔和な面差しを持つ童子像です。(埼玉県神社庁発行「埼玉の神社」参照)