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小高い丘の下に横穴を掘り建立された墳墓、沖縄の各地で見られる形式。宇茂佐の集落の北、東屋部川沿にあるプーミチャーと呼ばれる拝所です。一帯も小字名もプーミチャーと呼ばれ(大士)の字があてられますが、名護六百年史によると、(大神)の字があてられでいます。仲北山の一族が今帰仁を追われて、このプーミチャー一帯に隠れ住んだと言われています。名護城に次いで名護人の先住の地であったといいます。この墳墓がここに住んでいた崎山按司以下住民達の墓であるといわれ、その子孫にあたる屋部の大(プー)一門の人達が毎年拝んでいます。この丘には他にも十数ヶ所の墓が確認できますが、拝まれているのは数カ所だけです。プーミチャーのすぐ北に七月森という丘があり、その頂きにはタカユースク墓とも呼ばれる墓があり、大一門はそこも拝みす。大一門では五年に一度、この拝所の前で牛を焼き、一門の人々みんなで食べる牛焼きという行事を行っています。拝所や墓も大事な民族資料ですが、この牛焼きも大事な民族行事です。