歴史を感じる博多の名品。
島井宗室屋敷跡の特徴
通勤途中に気軽に立ち寄れる歴史的な場所です。
島井宗室屋敷跡で歴史的な証言を感じられます。
歴史を感じる散策にぴったりなスポットです。
通勤途中で発見。
嶋井宗室(1539~1615)は安土桃山~江戸初期に活躍した博多を代表する貿易家。茶を千利休、古田織部に学ぶ。天正15年(1587)秀吉の博多町割の際、当地に間口13間、奥行30間の宅地を与えられた。朝鮮出兵に先立ち秀吉に「朝鮮之地理」を物語り、「高麗国図絵」を出したが出兵回避に努力した。 黒田氏入国後は福岡城築城に資金を弁じた。子徳左衛門にあてた17カ条の遺言は近世初期商人の家訓として貴重。…島井宗室「十七ヵ条の遺訓」抜粋の現代語訳(一)商いは全て律儀で慇懃でなければならない。(二)50歳までは後生のことを願うような信心に夢中になるな。(三)博打・双六など一切賭けごとをしてはならない。50歳まで決して道楽をしてはならない。お墓参りも遊び半分でしてはならない。(四)何事も身分相応が根本である。身分不相応な贅沢をしてはならない。また自分の分際をよく心得、分際を超えるような望みを持ってはならない。(五)40歳までは他人にあまりご馳走したりまたご馳走になってはならない。(六)持ち道具は他人の物を欲しがったり、或いは自分の持ち物を他人に与えるようなことはしてはならない。(七)他人から見て、あの人は生涯付きあってもいい人だと言われるような美しい心を持つように努めなければならない。(八)朝夕竈の火も自分で焚くこと。捨てる物についてもよく吟味すること。(九)米が高いときは使用人には雑炊を食べさせること。味噌の滓や瓜、茄子のヘタまで漬物にしておかずにさせること。(十)たとえ他人に貸せる金があっても、質物を取らないでは絶対に貸さないこと。(十一)自分の暮らしを引き締め稼ぎをもっぱらにすること。(十二)時間は大切である。朝は早く起き、暮れたらすぐ寝るようにする。(十三)必要があって旅をする時も馬は使うな。自分の足で歩け。(十四)他人の喧嘩や口論には絶対に口をはさんではならない。干渉しないで黙って通り過ぎること。(十五)他人の家に長居をすることは無用である。(十六)ケチだ卑怯者だと言われても気にするな。(十七)仕事もないのに夜更けまで起きていないこと。
| 名前 |
島井宗室屋敷跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
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