スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
水沼社(安心院の七不思議) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
5.0 |
三女神社山門前にあった看板では「水沼井(おみず)」と称した。水沼井(おみず)当社東南500mの盆地内に根宮(もとみや)があり、神池として清水が湧出する。伝説によれば三女神天降りの際の産水とされ、雨や旱(ひでり)に増減混濁することなし、また、手足の不随にも著功(ちゃくこう)ありという。奉仕の社家は水沼氏と称し、お供えや炊事の水にも用いられたといわれる。この水沼井も安心院七不思議のひとつである。これを探してみたら、川向うのガソリンスタンド近くにあった。当地の鳥居扁額は「水沼社」になっている。安心院七不思議の一つ「お水様」高天原の天照大神が弟のスサノオの命の三人の娘、三女神に、天安河原の石を取って「この石の押し止まる所に鎮座せよ」と言って投げ落とした石が、三女神社の境内にある突き刺さった棒状の石であるという。これを「三柱石」という。三女神社の名前もここから付けられた。この三女神が産湯を使った天真名井が三女神の後を慕って、高天原(宮崎県高千穂)から降って来たという伝説の井戸がある。この井戸の水は、どんなに旱魃にもかれず、どんなに大雨でも満ちも濁りもしない不思議な井戸である。安心院縄文会三女神社は筑紫水沼君が奉祀したというから、実際には宮崎県高千穂より筑後との繋がりが強いのだろう。井戸周りは清掃され、今なお大切にされているようで何より。台風の直後だからか、銀杏の実が落ちていて特有の臭気には閉口した。