建久8年の不動堂、歴史息づく国宝。
不動堂の特徴
不動堂は建久8年(1197年)に建立された歴史ある建物です。
鳥羽上皇の皇女が発願した国宝のお堂として有名です。
火災からの防護機能を備えた美しい屋根が印象的です。
金剛峯寺の不動堂は鳥羽天皇の皇女、八条院の願いで建久8年(1197)建立と伝えられているそうです。しかし実際は鎌倉時代後期のものと考えられているのだそうです。仏堂に住宅様式を折衷させた建物だということです。
火災により新しく再建された建物が多い高野山の中でも古い建造物です。背後の朱色の根本大塔が映えます。
壇上伽藍にあっては地味ですね。
以下引用。言い伝えによれば建久八年(1197) 鳥羽天皇の皇女院の御願により行勝上人がこの堂を建てたということである。鎌倉時代の和様建築であって、それ以前の住宅建築の 様式を仏堂建築に応用したものである。正確な建築年代は不明であるが、 仏壇の勾欄や羽 目板の格狭間の形などから、鎌倉時代後期と考えられる。内陣の後に仏壇があり、来迎柱の間に板壁をつける。 屋根の勾配のゆるい桧皮葺で、平安時代の寝殿造の面影をのこす。
壇上伽藍最古の現存建造物、元は今の場所とは違うところにあったらしく、火災の難から逃れて、今に伝えられているそうです外見はお堂というより住宅風の建物ですね、縋破風の屋根が美しい。
壇上伽藍に有る国宝のお堂です。秋の晴れた日の日差しと紅葉のコントラストが素晴らしかったです。
弘法大師様のはじめた真言宗の本山。伽藍配置は見事の一言。金剛峰寺や奥の院と伴に宿坊に泊まって楽しみたいところです。
不動堂(ふどうどう)建久8年(1197年)、鳥羽上皇の皇女である八條女院(はちじょうにょいん)内親王というお方が発願され、行勝(ぎょうしょう)上人によって建立されたm(_ _)m
火災時には、屋根から水が噴き出して建物を守るそうです。
名前 |
不動堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0736-56-2011 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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雪の不動堂修復作業も終わったみたいです。