愛知最大級の松平ゆかりの山城。
山中城址の特徴
愛知県最大級の山城、山中城址の素晴らしい遺構が残っています。
歴史的意義を持つ松平氏ゆかりの城跡は一見の価値ありです。
登城路の整備が行き届き、散策が楽しく心地よい運動になります。
城跡東側の県道脇に数台分の駐車場が整備されています。登城口は東西に有ります。東側の登城口から順路に沿って細尾根を登ると城跡に着きます。各所に曲輪などの遺構を示す看板が設置されています。東側の曲輪群は、比較的単純縄張りで順々に上っていきます。馬出からの尾根の分岐を北へ進むと竪堀や堀切が有りました。馬出を登り、東曲輪を越えると本丸に至ります。本丸は一番広い作平された曲輪です。南側には山々の間に、東海道から分岐した吉良街道が眺望できます。本丸を西へ降りていくと、腰曲輪が段々に築かれていて、坂道もキツく東側と印象が異なりました。腰曲輪の一部から北西の見張り台に行き当たります。北側の国道1号や名鉄など見渡せました。腰曲輪を降ると土塁、堀切があり、城域が終わりとなります。道沿いに降ると西側の登城口に出ます。
三河山中城址この地方によくある山城で、西郷氏の拠点として築城後、安祥松平氏→今川氏→徳川氏と要衝ゆえに時代ごとに持ち主の代わった城です。本丸、二の丸の敷地は広く、曲輪の構造などは豊田市の大給城址のように長細く、城下を見下ろす眺望があります。現在は南側の櫓跡付近の展望がよく、三河湾を望めるかのようなロケーションですが、当時は北側東海道方面も見下ろせる状態だったのでしょう。登城路はよく整備され登りやすく、散策に向いてます。松平氏遺構としてこれからも綺麗に遺されることを望みます。
23.6 初登頂・初入城。山道は未舗装ですが枯葉溜まりや倒木は無いので整備はされてます。山頂も草刈りがされており、ベンチがあるので休憩や散策には問題無いです。堀や曲輪等の看板も整備されてます。眺めは良く登頂時はゆっくりしました。登りは体力が無いと厳しいです。山頂までベンチ等無いので曲輪等の場所で休憩しながら登りました。登山用の杖推奨。
2月2日に訪問しました。舞木口から登り、八幡口から降りました。城内は整備してあり案内板も有りとても見やすく、曲輪なども縄張り図に書いてある所は全て見ることが出来ました。薮などほぼ無くとても歩きやすかったです。こんなに整備された山城は久々でした。
☆山中城と言えば畝堀(障子堀)で有名な日本100名城の「駿河 山中城」、ここを調べていたら『三河国』にも山中城址を発見、それも戦国時代末期の三河国で最大級規模の山城と説明紹介、ホントに⁉️半信半疑、これは行くしかないと訪問、名古屋電鉄/名電山中駅から徒歩15分🚶☆感想~こんな場所にこんな大規模な山城があったとは、目から鱗😲一番分かりやすい登城路入口「舞木口」にある縄張図を見て、ホントに立派な山城、3本の尾根筋を上手く活用し段々状の曲輪や馬出を配置、所々に竪堀に堀切と切岸、東西400m・南北200m、標高195m、遊歩道も整っているので散策しやすく山頂からの眺望最高、山城好きには隠れたお勧めスポット、隠れ名城かも😄☆岡崎城を築城した三河西郷氏の居城、北に旧東海道(鎌倉街道)を見下ろす西三河の交通の要所、松平氏と抗争し屈服、戦国時代は松平氏と今川氏、今川氏と織田氏、西三河と東三河の戦略上の重要拠点⚔️1560年(永禄3年)『桶狭間の戦い』後、今川方の山中城を松平元康(徳川家康)が攻め落とし領有、東三河方面への軍事拠点に🐎1590年(天正18年)、徳川家康の関東移封と共に廃城に、その時代の形状が残っている戦国期「土造りの山城址」中々の城郭と歴史の変遷🤔
2022年11月12日行って来ました。行き方Googleナビで山中城跡駐車場へセットすると行けます。駐車場専用駐車場有りです。感想駐車場から山中城跡の入り口までは歩いて5分くらいで到着します。入り口から頂上までは全体的に整備されていてとても登りやすいです。時間も20分から25分ぐらいで見て回れます。但し一気に登るので登山靴で行った方が良いでしょう。歴史背景ここからはネット引用です。山中城は、山の起伏を利用した戦国時代の典型的な山城。愛知県内では最大級の遺構で岡崎市指定文化財(史跡)となっている。この地は、「鎌倉街道(東海道と吉良道)」に接する重要な場所だった。西郷信貞はここに城を築き、安城松平家に対抗しようとしていた。しかし、清康(家康の祖父)に夜襲をかけられ落城。清康が亡くなると、山中城は今川軍の重要拠点となり、桶狭間の戦いで今川義元が討たれると再び松平家のものとなった。
こんな近くに、こんな立派な山城があるとは!ちゃんと整備もされていて分かりやすくなっていました。これ以上の整備はボランティアだけでは難しいと思うほどでした。ちょっとしたハイキングを兼ねての城攻めも楽しいかも。主郭(頂上)からの眺めも良かったですね。遺構も割りと良い状態で残っているので、山城好き・山城初心者にとってはとても良い城跡だと思います。
この日、行く予定ではなく、小牧山城の予定だった。しかしながら、愛史協の御城印が小牧山のほうは、配布枚数終了とのことで、当日急遽登山を決めた。連郭式の山城でしたし、見るべきポイント多し。別のルートもあったんですね。一応、別ルートの堀切、腰曲輪なども行ってたら、半日はあっという間…。ほんと、山城のなかでも、ここはかなりアツい!よく整備されてたと思う。ゴミ拾いボランティアして下山しましたが、ゴミは捨てないでくださいね~!
県内有数の山城とあって遺構は綺麗に残っています。尾根伝いの要所にある堀切は見事!このエリアでは珍しい馬出しがレアに感じました。
名前 |
山中城址 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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松平家にゆかりが深い山城。遊歩道が整備されているという話でしたが、山頂に行くまでに蜘蛛の巣の洗礼をかなり浴びました💦また至る所に倒木があったこともあり、涼しくなって気分がよかったですが…。初期に西郷氏が築城→安城松平氏が攻めとり→今川氏→元康【家康】と変わり、その度に増築され県内で最大級の連郭式山城が。見所は堀切、北側の斜面に竪堀がそれなりにあり曲輪跡。本丸までは15分〜20分ぼどでいけます。山城としては見応えがあると思います。整備の方、引き続きよろしくお願いします。