郷土史を学べる穴場、発見!
郷土史を学ぶ穴場スポット。鵺退治で有名な源三位頼政の末裔・浜名氏は、南北朝争乱期の局地戦に勝利して領土を拡大し、猪鼻湖西岸の鵺代(鵺退治の褒美として拝領したことによる地名)から東岸の佐久城へ移って、湖北の大勢力になった。ここは、その浜名氏の被官の縣氏(安形氏とも?)の居館があった場所。縣氏は、浜名総社神主・縣氏の裔であり、上代からこのあたりを治めていた氏族らしい。
名前 |
浜崎居館跡 |
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ジャンル |
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住所 |
〒431-1414 静岡県浜松市浜名区三ヶ日町三ヶ日593−2 |
評価 |
2.0 |
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縣(安形)氏の居館跡と伝わる場所です。永禄年間(1558~1570年)頃から縣但馬守正明、縣出雲守正綱、縣刑部左衛門正秀と3代に亙って居住していたそうです。黒船来航の2年後に当たる安政2年(1855年)に、岸派の画家であり、三ヶ日村庄屋も務めていた石川晶斎さんによって描かれた地図には既に居館は無く、跡地となっていたようです。現在は案内板が設置されているのみで、特に遺構は見受けられません。慶長10年(1605年)、直後に秀忠公に征夷大将軍の座を譲る事になる徳川家康公が上洛の際、当所にご休泊所が造営されたそうです。その後秀忠公も上洛の際にご休憩所を利用なさったようです。