明治の遺構、石原岳堡塁へ!
石原岳森林公園(石原岳堡塁)の特徴
明治末期に造られた石原岳堡塁跡を楽しめる、貴重な公園です。
バーベキューができる炊事棟もあり、キャンプにも最適な場所です。
内部には砲台跡があり、独特の雰囲気が漂う史跡です。
ここだけ連日の猛暑とは関係なくすごい湿度。地下構造や水はけの悪さ、地形や森の環境も相まって湿気や水たまりが出来やすい場所。現地に行かないとわからない空気感。個人的には街頭もないし気持ちのいい場所ではないので、明るい時間帯に行くのがおすすめ。道路からの入り道が狭く見逃しそうになります。駐車スペースは4.5台あります。
防衛拠点は攻略が難しいです。明治時代に整備された砲台跡があります。佐世保港の防衛目的で、こちら側と対岸に複数の砲台を整備して狭い湾口の両端から軍港を守っていました。明治時代なので、外国からの軍事脅威は戦艦です。ここを落とそうとしても、船からは打ち上げになるので距離が足りないか飛び越すので攻撃が当たりません。上陸して白兵戦に持ち込もうとしても、険しい地形が行く手を阻み、着いても土塁と狭間に守られています。同じ時期に整備された東京湾要塞という砲台跡があります。見学したくても内部は封鎖して入れなかったり、ガイドさんに同行してもらうのが定番ですが、こちらは九州のおおらかさで自由に出入り出来ます。
はじめて訪問しました。軍港としての佐世保港を守るために設置された砲台とのことです。地図をみると納得できます。港の入り口を封鎖されると、出港時に順次攻撃されてしまいますからね。明治(明治30年(1899年)竣工)に設置されたとのことで、当時の東アジアの緊迫した情勢をうかがい知ることができます。昭和4年(1929年)除籍ということで、大東亜戦争期にはすでに使われていなかったとのことです。明治から大正時代の遺構ということですね。
凄い歴史的遺産だと思います。もみじの木が多いので秋は良いのではと感じました、木が鬱蒼と深いので暗くて怖い印象があるかもしれませんが、ジブリのような世界観で素敵です。
明治時代の防塁後を利用した公園です。遊具などはありませんが遺跡好きにはオススメ。キャンプも出来るようですがちょっと怖いかな?
史跡として見るには良いですが、公園として見ると若干うすら寒さを覚えます。灯り等がないので上に周りが林になっているので、散歩コースは苔等で足をとられたり、史跡の奥が暗くて怖いです。ただし晴れた日の散歩コースは木漏れ日で非常に良い景観でした。
堡塁跡地を整備した公園です。キャンプ場も併設されてますがジメジメした場所と暗い雰囲気のせいか使っている人を見たことがありません。堡塁跡は一部を除いて入ることが可能でちょっとした冒険気分を味わえます。襲ってくることはありませんが奥にはコウモリやゲジゲジがいますのでご注意を。
一応キャンプ場となっていてトイレや炊事棟は綺麗に整備されていますが、如何せん要塞跡の雰囲気が怖すぎて一人での利用は厳しいかと思います。しかしそのおかげで要塞内部は夏でもとても涼しく快適で、冬は暖かく蝙蝠やアシダカグモが大量にお目にかかれます。ちょっとスリルを味わいときなんかに友達と行くと楽しめる場所です。
着くやいなや思わず和歌山県の友ヶ島を思い浮かびました。シーンとしていて一人では怖くて行けないくらい本当に怖かったです。(汗)最後に蛇さんと遭遇…(泣)
| 名前 |
石原岳森林公園(石原岳堡塁) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0959-37-0064 |
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| HP |
https://www.city.saikai.nagasaki.jp/kanko/theme/spot/1/4942.html |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
地下へ続く道があり、左右に別れる小部屋(行き止まり)がある。小部屋の奥にある部屋には巨大なコウモリがいて驚かすと飛び回るので要注意。苦手な人は入らないこと。建造物自体は東南アジアの遺跡のような雰囲気。