歴史感じる常盤橋御門へ。
常盤橋御門跡の特徴
常盤橋御門は歴史的な価値を感じる外堀にある城門跡です。
修理された白亜の石橋が美しく、訪れる者を魅了します。
常盤橋公園内には遺構の石垣や石碑が点在し、歴史を語ります。
「ときわばしごもん」かつての江戸城大手門に対し「外廊の正門」として構えた城門跡です。日本橋近くに鎮座し、街道を結ぶ江戸5口の一つ。枡形石垣の遺構がとても良好で残り江戸城散策に外せない場所です。人気が少なく公園化されベンチも設置されているのでちょっとした休憩にも良いですね。数少ない貴重な現存遺構です、大切に後世に残したい物です。
きれいに修理された白亜の石橋です。古い石材もしっかり使用されていて、一見継ぎ接ぎの見た目も味があります。
石垣など歴史を感じる光景です。損傷などで通行禁止の期間もあったようですが、復旧工事が終了して橋も渡れるようになっています。
常盤橋公園内の石垣、常磐橋、橋の石積部分が史跡として指定されています。江戸城枡形門の一つで、寛永6年(1629年)に築かれ、古くは浅草口・大手口とも呼ばれ、奥州街道に通じる重要な場所でした。明治6年(1873年)に門は撤去され、残った枡形石垣の一部と常磐橋は関東大震災によって被害を受け、昭和8年財団法人渋沢青淵翁記念会により復旧整備のうえ東京市の公園として公開されました。
常盤橋門跡の石碑が建っています。向かいには、2021年5月に東日本大震災の被害から復旧した常盤橋があります。
2011の東日本大震災の被災により改修中。明治10年に江戸城小石川橋門の石垣などから建立された眼鏡橋。昭和3年国史跡「常磐橋門跡」指定。昭和8年には橋のたもとが渋沢青淵(栄一)公園として整備されています。
常盤橋門は、1629年に東北の諸侯により築造されました。常盤橋門の前に架かっていた常盤橋は、はじめ、1590年に橋が架けられ、慶長年間には浅草口と呼ばれ、外郭の正面であることから大手口とも言われ、当時江戸最大の橋であったことから大橋とも呼ばれました。しかし、橋の名前を改名するよう幕府から町年寄の樽屋に下命がありました。そこで、樽屋は、樽屋に寄宿していた浪人から提案された金葉和歌集の大夫典侍の一首からとった「常盤橋」の名前を具申しました。それが了承されて、この橋は常磐橋となったとのことです。命名の時、皿は割れるので石に変えたと伝えられています。
| 名前 |
常盤橋御門跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP |
https://www.city.chuo.lg.jp/a0052/bunkakankou/rekishi/kunibunkazai/041221.html |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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江戸城の外堀には御門が数多にありますがここ常盤橋御門は一番格好良く洒落ていると思いますね。