長い工事を経て美しい常磐橋。
常磐橋の特徴
明治10年に架けられた洋式石橋で、歴史ある建造物です。
東日本大震災から復元された美しい常磐橋の姿を見せています。
日本橋と大手町を結ぶ橋として、アクセスに優れています。
外堀通りを東京駅方面へ向かうと日本橋川にモダンな石橋がかかっています。初代の常磐橋が掛けられたのは徳川幕府誕生前の1590年。その後、造られた常盤橋門は江戸城の外郭の正門でした。門自体は明治六年に撤去されましたが立派な石垣が今も残っています。常磐橋が石橋になったのは明治十年のこと。実は東京で最も古い石橋の一つで現存するのは、これだけなのです。しかし、そんな文明開化の遺産が東日本大震災で崩落の危機に。そこで石を一つ一つ積み直し九年かけて修復。復活を果たしたのでした。
近年開発が進んでいる常磐橋付近は周囲を丸の内、大手町、日本橋に囲まれた地域で周りがメジャースポットである為一見地味ではある。そのような場所のスポットである常磐橋は、江戸時代には江戸城の外堀に設けられた枡形門の中では最も重要な常磐橋御門に架かる橋であった。明治時代に入ってから従来の木造橋から石造りの橋に架け直された。その際、他の御門の石垣を崩したものを再利用して建設された。1923年9月1日の関東大震災では崩落しなかったが石組みの一部が崩れてしまい再建が必要となった。しかし街の再建を最優先した為橋はそのままとなり、少し離れた場所に新たに大きな橋(常盤橋)が建設された。その後晩年の渋沢栄一により再建がされ、現在に至るまで「ときわばし」が2本隣あわせで架けられた状態となっている。
明治10年に架けられた洋式石橋ですが、長い補修作業の末にやっと修復された石橋です。日本銀行と常盤橋公園を繋げる橋です。橋を渡っていると、常盤橋門の石垣が見えてきて、時を渡っているような感じです。景観を台無しにしている首都高の橋脚も地下化で将来的になくなるので、日本橋ともども大きく景観が変わる橋になりそうです。そうなると日本銀行の近代的なビルディングから常盤橋を渡れば、常盤橋門の桝形門の中へと時代が越えたような光景が期待できます。
長い工事期間を経て美しい姿を見せています。真横から見ると首都高の橋脚が目障りですが、地下化されれば綺麗な姿を眺めることができるでしょう。
渋沢栄一像の裏手で長らく工事幕が張られていた場所。と認識していましたが、偶々通りかかったら石造りの橋が出てきました。私の記憶だと、当橋を渡った側は現在日本銀行で塞がれてますが、江戸時代に初めて整備された日光街道へ続いていて、今も裏手には旧日光街道が通っています。
東日本大震災で被害を受け復元。大理石の柱と欄干が常盤橋ならでは。
日本橋から品川を巡るツアーで案内してもらいました。石造りの立派な橋ですね。
日本橋川に架かり、常盤橋公園から日本銀行側に通じる橋です。大正15年(1926)12月の架橋。長さ41.3m、幅27.8mのコンクリート橋。江戸時代の常盤橋門の跡にあります。2011年の東日本大震災により崩落の危険が生じたため、補修工事が行われました。古写真等を基に建造当時の姿への復元や文化財的価値の保全などにも取り組んだそうです。
大手町から日本橋へ徒歩で移動する途中に、コチラの石橋の常磐橋がいい雰囲気で佇んでます。橋のたもとには、江戸城の常磐門跡の城壁跡も見れて、大都会の中に歴史を感じられる場所だなーと、いい所でした。☺
名前 |
常磐橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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日本橋三越から大手町に向かう際に渡る橋です。お江戸日本橋らしい閑静な場所です。