圧巻の埴輪列が彩る古墳。
龍角寺古墳群101号墳の特徴
復元された埴輪列が、古代文化を身近に感じさせる場所です。
龍角寺古墳群の円墳は、美しい形状が飽きずに楽しめます。
房総のむらに隠れた独特な雰囲気が魅力の史跡です。
2024年12月28日に見学しました。2重の周溝を持つ円墳です。6世紀前葉から7世紀初頭にかけて築造され、何回か埋葬を繰り返していたことが分かります。円筒埴輪が多数置かれていたと思われます。また、周堤の一部に祭壇と思われる台が設けられ、象形埴輪が多数見つかりました。木棺・箱式石棺・土壙等から管玉、耳環、馬具、直刀、鉄鏃等の副葬品が出土しました。復元展示されており、当時の様子を想像しやすいように工夫されていました。
土器や埴輪などを配置して、埋葬当時の古墳を再現している円墳。坂田ヶ池側から行くと階段を上ることになるので、学習院講堂側の駐車場から広場を突き抜けて行った方が良い。
龍角寺古墳群の中でも特に整備されている感じで、埴輪が置かれています。ここから坂田ヶ池公園とも階段でつながっていて、行き来可能ですが、房総のむらの閉館時は立ち入らないよう看板があります。
復元とはいえこの雰囲気は得難いものがありますね。関西のほうの古墳は宮内庁とかに守られ過ぎてまともに見られないのでこの周辺の古墳群はすごいです。
埴輪列が復元されており、中規模古墳をリアルに感じることができます。
ランニングの時に撮れた一枚です。よく整備されている分、神々しく見えました。墳頂部に主体部を持ち埴輪を並べる頃から追葬を繰り返し、横穴式石室が主流になる前までのものと思われますが、なかなか充実していて長い間使用された古墳なんだな~。完成した古墳に横穴式石室を追加するのは難しいのだろうが岩屋の前段階までは機能していたのだろうから隣接度合いからしても何らかの関係があるのかな?周囲に規模が大きい古墳もないし。
独特の雰囲気が漂う古墳とたくさんのハニワは、古代の文化をイメージさせます。
房総のむらの奥まった所に存在する。車で訪れる場合には房総のむらのメイン駐車場を右に見て更に2分程度奥に行った所にある駐車場を利用すると、近くて便利。6〜7世紀の古墳。
丸墓山古墳よりはずっと小さいですが円墳のモデルの様でしばらく見ていて飽きない美しさです。
名前 |
龍角寺古墳群101号墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/MURA/contents/1519312671176/index.html |
評価 |
4.2 |
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草が生い茂っていた事もありますが、期待していた感じと違った為あまり感動しなかった。