熊本の石橋、歴史に触れる。
東陽石匠館の特徴
石工とめがね橋の博物館で、熊本を代表する種山石工の歴史が学べます。
石橋をテーマにした展示が新鮮で、子供でも楽しめる分かりやすい内容です。
アーチ構造の石橋に関する体感学習ができ、熊本の石橋について深く理解できます。
熊本に住んで30年弱、存在を知りませんでした。まだ行っていない道の駅を検索中にヒット。道の駅東陽すぐ近く。GWにも関わらずほとんど来館者なし。入館料310円。期待はさほどしてなかったのですが、入り口より丁寧なご案内あり。石工職人や石橋の説明を要点かいつまんでしてくださり、館内の利用方法を端的に説明。最後のご挨拶まで気持ちよく対応してくださいました。熊本の石工職人の歴史や石橋の成り立ちなどを知ることで、現存する石橋に対するリスペクトと愛着が湧きました。当施設をもっと多くの人に知ってもらい、訪れていただきたいなと思いました。素晴らしい時間を提供してしてくださった担当の方、ありがとうございます。駐車した時には気づかなかった輪止めにも、石に対するこだわりを感じ、帰りには愛らしく思いました。
種山石工(たねやまいしく)とは、江戸後期、熊本藩種山手永(現八代市東陽村)に居住していたとされる石工の技術者集団。その末裔や弟子などが、江戸時代後期から明治・大正時代にかけて、熊本県内はもとより県外にも、多数の眼鏡橋を架けた。
ついつい長居してしまった。これまで多くのアーチ型石橋を熊本県内で見てきたが、その殆ど説明板に出てくるのが種山石工。ここ東陽町は種山石工の発祥地であり、その技術集団の歴史や功績、技術などを知る事が出来るのが石匠館。『橋が無いことで起こる不都合』に石工集団は向き合い、技術を得た彼らは仕事に対して誠実であり、忍耐力のいる仕事でも取り組み続ける姿勢が技術の進歩を後押ししてきたのではないか。なんて事を考えながら見学をさせてもらった。輪石に残るノミの跡に、当時を懸命に生きた石工達の「息使い」みたいなものが感じられればと思い石橋巡りをしている。この資料館を最初に見ていたら、また違った見方をしていたかも知れない。
職員さんが丁寧に説明してくださり、大変有意義な時間でした。石橋を作る工程は勉強になりました。
石工とめがね橋の博物館で、この地はかつて種山と呼ばれ、熊本を代表する種山石工で有名でした。その種山石工たちは通潤橋をはじめとする数多くのめがね橋を架けました。東陽町には今なお一世紀以上の風雪に耐えて残る21の石橋があるらしい。
眼鏡橋に興味がある方には聖地。いろんな石橋が紹介してある。
石好きな私にとっては少しだけ物足りない感じもありましたが、今後の石橋巡りが楽しめそうです。入館料¥310ですが資料他お土産ポストカードもいただけました。今だけ?行われてたスペイン、ポルトガル、イタリアの石橋写真展も素晴らしかった。
秋晴れの天気に恵まれ、通潤橋、霊台橋と二俣橋を訪ねてからここ「石匠館」を訪ねました。まず、館長さんから模型で石橋の造り方の説明をしていただきました。続いて、種山石工の歴史の話しを伺いました。質問に丁寧に答えていただき、先人たちの思いがたいへんよく理解できました。近くに最適な石材があったことも好条件であったそうです。パネルやビデオそれにコロなども体験でき、わかりやすい工夫がしてあります。近くにある石工の橋本勘五郎さんの墓を訪ねましたが、途中まで女性職員さんが親切に案内をしてくださいました。絵葉書をはじめたくさんの資料をいただきました。たいへん良い旅の思い出になりました。
先日、通潤橋を訪ねて石橋への関心は高まっていたので、石橋の郷、東陽町の石匠館をはじめて訪れて、本当に良かったと思う。まず、石匠館の建物自体が建築家木島安史氏が設計された石造りで、その姿に圧倒されてしまった。館内では館長自らの解説を受けられたし、種山石工の歴史を写真やビデオで学ぶこともできた。またここでは、石橋造りの工法を簡単に体験できる模型や、展示物が豊富で、工業系の学生の諸君にも必ず参考になるだろうと館内を歩きながら考えた。私の友人は物理に明るいので、彼の適切な解説も有難かった。熊本の種山石工は、通潤橋を造り、霊台橋を造り、更には東京で初めての石橋、万世橋を造ったのです。皆さん、ここは、実際に来て見る価値があります。入館すればたくさんのパンフレットや絵はがきももらえます。しかも、石匠館のすぐそばには石橋がたくさんあります。一日楽しめますよ。
名前 |
東陽石匠館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0965-65-2700 |
住所 |
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HP |
https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kankou/kiji003102/index.html |
評価 |
4.0 |
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中にはまだ入れてませんが😅入り口付近凄かったです😊