神秘的な山中の鹿島天足和気神社。
鹿島天足和気神社の特徴
鹿島天足和気神社は、知る人ぞ知るひっそりとした神社です。
かわいらしい子犬サイズの狛犬が迎えてくれます。
由緒ある延喜式内社で、地元の信仰を集めています。
狛犬さん、子犬サイズで、ムチッとしたかわいらしさ。角も立派です。スギでしょうか?マツかなぁ?この曲がり方で自立しています。すごいなぁ。
宮城県亘理町逢隈鹿島宮前地区の山の中腹に鎮座する鹿島天足和気神社(あたらしわけ)です。亘理公園を訪れた時に見つけて立ち寄りました。とても立派な鳥居にやや急な階段を登ると木々に囲まれ本殿に辿り着きます。創建が111年で歴史ある神社で大切に管理されておりました。御祭神は武甕槌神・稜威雄走神(鹿島伊都乃比気神社)・猿田彦命(鹿島緒名太神社)で鹿嶋三社大明と称します。
知らないで通りがかったら見落としてしまいそうな、ひっそりとした感じの神社です。鳥居の雰囲気や、階段を登りきった時の雰囲気はとても良かったです。鳥居手前の左手に社務所があったのですが、どうやら留守のようでした。他の方のクチコミを見た感じ、事前連絡しないと留守の事があるみたいでした。
初めて参拝しました。急な石段を慎重に歩いた先にかわいい狛犬がいてほっこりしました。とても静かで落ち着く神社です。〜追記〜今回が4度目の参拝です。本日、御朱印を頂く事が出来ました。心地よい風が吹いていて、とても癒やされました。(7月26日)
神名帳の陸奥國曰理郡の項に記載のある鹿嶋天足和氣神社と記載のある式内社。神名帳の曰理郡には四座記載があって、鹿嶋伊都乃比氣神社・鹿嶋緒名太神社・安福河伯神社・鹿嶋天足和氣神社となっている。このうち安福河伯神社を除く三社は鹿島三社と呼ばれていて、ヤマト王権の東北進出にあたり、当地に鹿島系の神を配置したものと考えられる。天足和氣命は石巻市の日和山山頂にある鹿島御児神社にも祀られていて、鹿島の御子神であることは間違いないだろう。当社は一座なので、本来の御祭神は天足和氣命のみだろう。鹿島三社のうち鹿嶋伊都乃比氣神社は逢隈鹿島にあったといわれているが廃絶したか、あるいは当社か鹿島緒名太神社か亘理町吉田の月山神社に合祀されたか、詳しいことはわかっていない。また、鹿嶋緒名太神社は亘理町逢隈小山にあるが、当社も論社となっている。いずれにしてもこの狭いエリアに式内社が集中していて、ヤマト王権にとっても重要な拠点であったのだろう。実際に阿武隈川の南側には式内社が多いが、北側の岩沼市や柴田町には式内社がない。まるで阿武隈川を挟んで、蝦夷と対立していたようにも見える。また、鹿嶋緒名太神社や安福河伯神社からほど近いJR逢隈駅の西側には三十三間堂官衙遺跡という平安時代前半の郡衙の跡が発見されている。境内の案内板に詳しい由緒があるので、それによると、御祭神は武甕槌神・稜威雄走神(天之尾羽張神、いつのおはしりのかみ)・猿田彦命となっている。景行天皇の御代、三門山山頂に日本武尊の勧請により創建された古社。天慶四年(941)に北鹿島樫木山頂に遷座し、その後、貞享三年(1686)に伊達実氏により当地に再興されたという。
参道入口は 38.042171, 140.844396 になります。
かわいい狛犬ですよね。
今年は地元の神様にお参りに行ってきました。階段登ったら凄く落ち着ける神秘的な神社でした。真っ直ぐ伸びた杉の木に囲まれた神殿。
鳥居を潜り石段を登り終えた時、空気が変わった感じがしました。
名前 |
鹿島天足和気神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0223-34-2456 |
住所 |
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HP |
https://www.miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310010278 |
評価 |
4.4 |
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神秘的な神社で、トイレもあります。延喜式内社で西暦100年位からの歴史ありとの事です。御朱印はありませんでした。