宮城郡観音霊場、心安らぐ空間。
宮城三十三ヶ所観音霊場 7番札所です。以前、この神社は神明社と呼ばれていました。神明社の名の通り「天照大神」と「豊受姫神」の二柱を祭っていましたが、1910年に八坂神社に合祀されています。今はお稲荷様をお祭りし藤子山(稲荷)神社と呼ばれています。鳥居の前が公園になっていて、子供を見守っていくださっているようで「見守り神社」ともいわれています。時間を八坂神社に合祀される前に戻します。正確な場所は不明ですが七北川の岸に鴻巣遺跡があったようなのです。その上にこの神明社はありました。神明社と場所を同じくして、東北一帯を管理していた留守氏、つまり伊澤氏が京都からこの地に分霊して神様を祭ったといわれています。しかし、その祭神ははっきりせず諸説あります。この神社は現在の八坂神社に遷座しています。話を鴻巣遺跡にもどすと、この遺跡からは多くの出土品があり重要な場所だったと思われます。多分、七北川を舟でさかのぼり持ち込まれたものが多かったのでしょう。だから、留守氏が分霊を祭られたのでしょう。その後、神明社は七北川の洪水によりながされて、いまある場所近くの川辺に着いたといわれています。それは神の意志と人は解釈したのでしょうか、今、このようにしてここに社が建っています。
名前 |
藤子山神社(神明社) |
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ジャンル |
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住所 |
〒983-0821 宮城県仙台市宮城野区岩切鴻巣南82−48 |
評価 |
3.7 |
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宮城郡観音霊場七番札所、神明堂、仙台市宮城野区岩切鴻巣南82(神明社)八番札所、二本木山明神、仙台市宮城野区田子3-2-40(二木神。