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文化九年(1812)十月、那須野に一隊の兵士が刀をかつぎ、槍を打ち立て行進する蜃気楼が現れ、たまたま、ここを通った甲州の高津義克という行脚僧が目撃し、その光景を書き残して去った。それが蒲盧碑原文で、のちに石に刻んで建立したもの。名代官、山口鉄五郎の善政を、蜃気楼から蒲盧に結び付けたもの。裏面には、代官手代の飯岡直蔵重武の詠んだはてしなく浮世の人にみするかな 那須の野面のほろのいしぶみが刻まれている。