心洗われる杉木立の道。
立山大宮の特徴
芦峅中宮の末社とされ、西本殿が見どころです。
かつての本殿や大拝殿の歴史が息づいています。
参道の相生の杉が心を洗う清々しい雰囲気です。
西本殿と呼ばれる。御祭神は立山権現伊弉那岐大神。また相殿には文武天皇と佐伯宿祢有若公を祀る。
良。二つの本殿のうちの一つ西本殿。本地仏として阿弥陀如来を祀ってあります。明治初年の落石による崩壊後、再建する際にデザインを立山若宮に寄せたのかと思われます。ここで落石ですか、、、廃仏毀釈と関係があるのかと邪推してしまいます。
かつては「本殿」「大拝殿」がこの地に有ったそうですが、明治初年に山中からの落石で破壊されてしまったそうです。それでも大きな杉の奥にひっそりと建つ社殿は厳かな雰囲気がありました。
立山大宮までの参道には、看板などはないですが相生の杉などもあって、通っているとスーっと心が洗われるような感じがします。この参道は、ドラマや映画でも使われていて「撮影スポット」だと、宮司さんが教えてくれました。
雄山神社中宮祈願殿の奥にあって、杉木立がとても素敵です。まず、立山大宮を参拝して祈願殿に向かいます。雪がたくさん積もるとたどり着けませんが、限りなく除雪されています。とても神々しいお宮さんだと思います。
富山立山公園線県道6号線を『剣岳称名滝』へと走行中、ハッと見かけた鳥居が気になりUターン。バイクを停め、鳥居を潜って驚きました。圧倒的なパワースポット!手水舎の脇に一枚の写真が在りました。映画『剣岳・点の記』で、登山隊の出発式のワンシーンが此処で撮影されたそうです。苔むした杉の大木を抱擁し、その力を感じ取ります。太鼓橋を渡り神域に足を踏み入れると明らかに空気感が変わります。入口の鳥居からは何も読み取れませんでしたが、御神体を『立山』とする『雄山(おやま)神社・大宮』おそらく里宮、とか中宮の位置付けだと思われます。参拝の際、『若宮神社』前の玉砂利が敷かれた礼拝所は必ず訪れてください。私だけかもしれませんが『和歌山県・花の巌神社』と同じように全身に力が注ぎ込まれていく様な感覚で、体が武者震いしました。(それがパワースポットの由縁でしょうけど)大岩の上に建つ『若宮神社』へは石段の通路らしきものが在るのですが、御神域に踏み込むのは止めておきました。『剣神社』なんと『剣岳山頂』に実際に在った祠を移築しました。現在は石造りの祠が建っているそうです。登山する人しか拝めない『立山』と『剣岳』両方を参拝する事が出来ます。(解釈が違っていたらすみません)追記 映画『剣岳・点の記』で初登頂に成功したとされる人が見つけた物は、山頂の岩の窪みに置かれた修験者の物であろう『三鈷杵』もし実在するなら是非とも見てみたいものです。
名前 |
立山大宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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芦峅中宮の末社です。以前は威容を誇っていたようですが、落石に会い建物が崩れ、今は小さな祠となってしまいました。でも姿凛々しく、ここに行くまでの杉の巨木は神々しい風景を形作っています。