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名前 |
津田永忠 顕彰坐像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
津田重二郎永忠。岡山には桃太郎というヒーローがいますが、お伽話の伝説上の人物ではなく、現実のヒーロー(偉人)は永忠だと思います。岡山藩の「元禄時代」をひとりで築き上げたとさえいわれるのが津田永忠、彼が残した業績は、ざっとあげるだけでも。天下の名園・後楽園の建設、国宝・閑谷学校の建設と経営、吉備津彦神社や曹源寺の造営、そして、倉安川の開削と倉田新田の開発、幸島新田、沖新田の開発、牛窓の築港、田原井堰、百間川の開削等々。300年を経た今も岡山県の財産であり続けているこれらの治績を、永忠はわずか20余年で成し遂げています。さらに、郡代としての行政や難民の救済、財政の立て直しも。とりわけ注目すべきは、百間川の開削と沖新田の干拓で。その百間川開削の偉業を顕彰し、一の荒手近くであり、防災拠点として整備された岡山中消防署・防水センターの1階に、永忠の備前焼座像が安置されました。