美人古墳、松本塚の魅力。
松本塚古墳の特徴
西都市街地から1.4キロの位置に立つ美人古墳です。
綺麗な前方後円墳で、農地の中に佇んでいます。
松本塚古墳は昭和19年に国指定となった史跡です。
農地の中にポツンと佇む古墳です。西都原の古墳と比較しても男狭穂塚、女狭穂塚に次ぐ大きさで、被葬者はかなりの権力者である事が予想されます。地元では神武天皇の父 鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)のお墓だと伝わっているそうです。
一言でいえば美人古墳です。浮島型というか、田んぼの真ん中にポツンとあって、どこから見ても美しい。ぼーっと眺めて、登ってぼーっとして、そんな感じで1時間ぐらい過ごせます。たぶん。バチ型というべきか前方部が広がった形で特徴があります。説明版には軽里大塚古墳と相似形としれっと書かれていますが、軽里大塚u003d白鳥陵u003dヤマトタケルの墓です。ってことで相当高貴な方が眠っていることは間違えありません。周辺にいくつかの陪塚があり古墳群をつくっています。
ごめんなさい❗車で前を通るだけなのであまりわかりません。でも前方後円墳みたいで楽しんでみています❗
どこにでもあるようなつかです。
ー西都市HPよりー国指定 松本塚古墳指定日:昭和19年3月7日指定・所在地:宮崎県西都市大字三納松本 西都市街地の西方1.4キロメートル、南東に細長く延びた通称松本原と呼ばれている台地の南側水田地帯に位置している。周囲には、本墳を中心にして数基の古墳(県指定 三納古墳群)が点在しているが、本墳は、全体が眺望できる優美な古墳で、地元では今も船塚として親しみ、この地方では鵜葺草葺不合(ウガヤフキアエズ)尊陵として言い伝えられている。 本墳は、主軸方位北北東の前方部が開いた二段築成の前方後円墳で、楯形の周堀を有しているが、昭和62年度に実施したほ場整備に伴う調査の結果、墳長104メートル、後円部径61メートル・同高さ約7.6メートル、前方部幅79メートル・同高さ約8メートル、周堀を含めると全長149メートルの古墳であることが確認された。また、片側(西側)のみ台形状の造り出しがあり、周堀の下層には木葉や木片が大量に堆積したグライ化層があることも確認された。遺物は、周堀などから円筒埴輪や朝顔形円筒埴輪がまとまって出土している。 築造年代は、出土遺物などから5世紀末葉前後と推定されるが、同時期の前方後円墳は西都原古墳群も含めて周辺には存在せず、首長墓の変遷を考える上では重要な古墳である。
西都原古墳群から南西方向にあり、道路の傍らに斜めに横たわる綺麗な前方後円墳である。近接して小さな円墳が数基ある。恐らくは松本塚に埋葬された人物を盟主と仰いだ者たちの陪塚であろう。周溝を巡らせその全長は140mを超す規模である。どの方向からも見ることが出来るので秀麗な姿を堪能することが出来る。おっと、五世紀後半、末期に築造されたであろう。
名前 |
松本塚古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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端正な前方後円墳です。惜しいのは専用駐車場がなくゆっくりと見学できない所。やむなく歩道に駐車しましたが、すぐ近くの西都原古墳群のように周辺の古墳群を巡れる駐車場は欲しいところです。