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名前 |
白狐の碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
山吹原ノ城の二ノ丸にある碑。ここには、宮下家の氏神もあり、元和5年(1619) の神社標、若宮一二社などある。「白狐の祠」も、嘉永七年六月二五日とあるので、大へん古いものであるが、昭和六〇年に、現在のものが再建されたとある。原城は、松岡氏 (11世紀~15世紀) 市田郷を治めていた頃に、北部の将となっていた。竜口藤三郎が築城したとあり、 建御名方神社の創建もこの頃と伝わっている。1441年頃には、松岡氏は、小笠原氏にしたがって、 下総 結城 (ゆうき) 攻めにも参加したとある。当時松岡氏は下伊那北部に10余の支城を持っていたと言われており、この原城もその中の大切な城の一つであったと伝えられている。(林 藤人『ふるさとの碑』飯田共同印刷株式会社2001年12月1日発行より)