過去の教訓、未来に活かす水俣病資料館。
市立水俣病資料館の特徴
水俣エコパーク内の丘の上にある資料館で、景色が素晴らしいです。
水俣病の被害者や市民の視点を公平に捉えた展示内容が好評です。
無料で見学できるため、多くの人に訪れてほしい場所です。
学部時代に水銀の研究をしていたので、ずっと来たかった場所。想像以上に良かったです。汚染されていた水俣湾の汚染泥を取ってそのエリアを埋め立てたところの上に建てられた。つまり、この場所が水俣病の舞台。
環境省が出来たきっかけともなった水俣病…小学生となった息子を故郷の水俣に帰省した際に公害に大して興味ありありだったので、ここが原点だとの認識だけでも与えるべく行ってきました!私と妻自身水俣病3世、色んな方々が苦しむ姿を目の当たりしてきた私たちも知らない事ばかりなんだな、と改めて感じさせる、心に訴えかけてくるリアルがそこにはありました。是非みなさん行ってください、チッソがあって水俣は栄えましたが、その裏で公害としてウィークポイントであった事は紛れもない事実で、そこにも利害関係があり、その間に立たされた患者の苦しみや怒り、悲しみや悲壮さを感じる事で今改めて考えられることがあると思います。世界が不安定な今だからこそ行くべきところなんじゃないだろうか。
熊本に住んでいながら、水俣病資料館を訪れたのは初めてです。水俣に用事があり、立ち寄りました。素晴らしいロケーションの海と広大なグランド、自然の中に資料館はありました。足が不自由な方、ご高齢の方々が資料館前の駐車場を利用して、訪問しやすくなると良いと思いました。バリアフリーではありますが、下の駐車場から、長い坂を登るのは難しく思いました。エレベーターなどあるかもしれませんが、表示がわかりませんでした。小学生の見学で数十人が訪れていました。県民はもちろん学校などからもっと多くの方々が訪れる場所になればと願うばかりです。水俣に住む方々が苦悩を乗り越えてきた歴史や、歴史が良い意味で風化しないような取り組みなど、水俣病を通して今もなお継続している学びと、新たな生活文化や継承など、素晴らしい学びがありました。#尊敬の念#美しい水俣の海。
2024/11/15平日、九州旅行の目的の一つに、この水俣病資料館に来ました。小学生の頃、遠い昔日本のずっと西のハテで、公害が発生したとこくらいしか、おしえてもらった記憶しかなく、大人になり事故当時の公害の恐ろしさを知りたくなり、念願がかないました。ここは、誰もが来て知った方がよいところだと思いました。全国から小学生や中学生は、原爆資料館と合わせて、修学旅行などで来るべき、知るべき、勉強体験すべきところだと、学校関係教育関係者さんに伝えたいですね。国も、このような子供の教育に税金を使い、学ばせ、大人になって、国を動かす人材つくりや、公害防止の意識づけを!と、わたしはものすごく感じます。この近くに来たら、熊本県にきたら、一度はこちらに来てみてください。ここには、資料だけではなく、少し離れたところに、綺麗な道の駅もありますので、観光がてら是非どうぞ。日本の歴史の反省場所として、ここはオススメと言うか、来るべきところだと思います。
『過去の誤ち苦しみから何かを学び取り、今に活かしてゆこう』そんな痛烈な想いを受けとり、何度でも訪れたいと感じさせられます。国や組織や地域で生きつつ、個々が自然を汚染しない循環を取り入れた生活をし、大自然の動きを敏感に感じとり、小さな変化に気づき素早い対応策をし、時にはそこを離れて新天地へ移る決断力と新たな場所で暮らす知恵や情報を常にキャッチする視野もち歩む事が大切だと気付かされました。入場は無料🆓来館した一人一人の心に受け取る想いが必ずあるはずです。※以下、資料館より抜粋【水俣からあなたへ】水俣病は、環境や命よりも経済的な成長を優先していた、企業、行政、そして人間がおかした大きなあやまちです。水俣病を経験した私たちは、環境を清染してはならないということと、命や人権の大切さを教訓として学び、この教訓を生かしたまちづくりに取り組んでいます。そして、この地球上で水俣病のような悲惨な公害が再び繰り返されることがないよう、これらの教訓を人類への警鐘(けいしょう)として、国内のみならず世界へ、また後世へ伝えていく責任があると考えています。最後に、これから将来を生きていく、若い世代のみなさんにお願いがあります。あなたが大人になり、社会の一員となった時にも、今日この資料館で学んだことを、どうか忘れないでください。みんなが幸せで、美しい環境が広がる未来を、みなさんの手で創造してください。水俣は、あなたをじています。Minamata Disease was caused by a series of catastrophic mistakes made by a company, the governments and humans, who placed economic growth above people's lives and the environment.Minamata Disease has presented us with many challenges, which have made us painfully aware of the repercussion of environmental pollution and have taught us the values of lives and human rights. We are now striving to utilize what we experienced and learned from Minamata Disease to help steer our city in a correct direction for the future.We believe it is our serious responsibility to keep conveying our experiences to people in Japan and around the world. By doing so, we can make sure that future generations will never again have to suffer from the kind of pollution that caused this tragedy, and can share these lessons with the whole of humankind.Last but certainly not least, we have something to ask of all our young visitors, who will represent the future of this world Please do not forget what you have learned here at this museum today, not even when you will grow up and become a fully fledged member of society. The future is in your hands, so please, shape the world to be filled with happiness and the beautiful environment.We in Minamata believe in you.
水俣病に関する資料や映像などを幅広く保存・展示する資料館。入館は無料です。ここでは、水俣病の悲惨な実態を伝えるだけでなく、なぜ原因究明が遅れたのか、原因企業であるチッソ社内の問題まで踏み込んで調査した結果が示されています。また水銀汚染された海を再生させるために、長い年月をかけて取り組んだ対策事業についても詳しく説明されています。一部ではありますが、当時の患者の方の写真とか、異常行動を示すネコの映像とか、昔ニュースなどで見て衝撃を受けた内容も含まれています。小さな子供連れの方はちょっと配慮が必要かもしれません。なお、資料館からは連絡通路を通って隣の国立水俣病総合研究センターへ移動することができます。ここでは、水俣病の原因やその実態などについて、より科学的な見地からの研究結果を知ることができます。それにしても、資料館の建つ高台は周囲の眺めがよく、水俣湾を埋め立てたエコパークはもちろん、海を隔てた天草方面まで広く見渡すことができます。かつてここに悲惨な公害病があったことなど想像できないような、美しい海の風景。とはいえ、水俣病は決して終わったわけではありません。複雑な思いで海を見ていると、何か胸が詰まるような気分になってきました。
エコパーク水俣内にあります。資料館はじめ道の駅、フェリーなども公園内にあります。こちらはかつて水銀溜まったヘドロをとった場所であり埋め立てられ今の状況になってます。良質な魚などが数多くとれ綺麗な八代海みれ夕暮れ時はかなり良さげ。とても公害が発生した所とは思えません。環境省、熊本県、水俣市の3つの建物立ち並び資料などが展示されてます。熊本県の施設は環境問題のこれからをテーマにしており環境省と水俣市の施設は水俣病の深掘りと今後の取り組みをテーマにしています。水俣市の資料館は問題提起、資料もかなり豊富で色々と考えさせられました。魚が度々大量に浮いたりしていた頃声あげる人が多数いればよかったですね。資料館は最近リニューアルしています。とてもよかったです。日本人なら一度は訪れるべき施設です。
過去の教訓を忘れてはならない、環境保護と科学技術は同時に追求する目標。ここは環境保護、生態を学ぶのにいい場所、展望台からの景色が素晴らしいです、晴れた日には海峡を挟んで対岸に獅子島と伊唐島が見える。
水俣エコパーク内の丘の上に立つ資料館。三大公害病のひとつである水俣病について映像やパネルによって子供でも解るように解説している。水俣の歴史やチッソによる街の発展、汚染物質を垂れ流したことによる不知火海の生態への汚染、病気の出現、原因解明後も汚染物質を垂れ流し続けた事実などが説明され、どうすれば防げたか、これからをどうすべきかを考えられる構成となっている。入場無料。
| 名前 |
市立水俣病資料館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0966-62-2621 |
| 営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
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行政が、水俣病患者、チッソとどう関与し、今後どうしていくべきか、被害者のみならず加害者側の視点も加え、中立的な展示がなされている。(水俣市の税収の半分がチッソで、チッソが進出してから電灯がついたほど、水俣の工業化に貢献した一方、水俣病という公害を起こした等)4大公害病に関連する公立博物館の中には、税収の都合上、加害者側の企業に忖度し、公害という負の歴史にふれない博物館もあるため、公立の博物館として本来のあるべき姿で運営されていると思った。水銀はなぜ有害で、どうリサイクルしているか等、水銀の知識を深めることもでき、訪問者の専攻(文理)を問わず、広くおすすめできる。