芋原川の奇岩、隧道を探訪。
牛掘の奇岩(川廻し)の特徴
牛堀川流域には、川廻し用の手堀り隧道が点在しています。
林道大地蔵線を進むと、自然の美しさを体感できます。
芋原川の反対側の山は、登りがいのあるおすすめのルートです。
前々日の雨で、道が川となっており先に進めず、断念しました。
林道大地蔵線(途中から徒歩のみ通行可能、芋原川の反対側の山を登ります。)の終点付近。このあたり牛堀の奇岩・牛堀の壁と呼ばれる自然と川廻しの遺跡が織りなす景色が楽しいのですけど、今は耕作放棄地になっていてかなり荒れています。(かつての田園風景はきれいでした。)冬場以外は山蛭が出ますのであまりお勧めできませんが、あちこち探検するのは面白い場所。5~11月は濃塩水(スプレー)必携で、とくに雨が降った後は大量の山蛭に襲われますのでその時は探索をあきらめた方が良いと思います。この地の道沿いと川筋には手掘りのトンネルがいくつも続きます。深部には工事事務所の廃墟(レストランの看板が不気味)がありその先には市原4号ダムという砂防ダムがあります。砂防ダムの先はもはや道ではなく砂で埋めつくされた砂街道が続きます。途中、地図にない3mほどの滝を発見。大福滝と仮称しておきます。上部は小滝の流れが続いているようです(山によじ登って観察しました)が・・・深部は謎。※2021年3月末、山頂への古道を捜し、頂上アタックをかけましたが、転落の危険があるため撤退。頂上近くは見えるのですが、もはやハイキングではなく命がけのクライミングになりますのでやめましょう。※2021年6月、大福院付近で市原市の境界杭を発見し、廃古道の位置を確認できました。道の痕跡は残っています。
牛堀川流域では、川廻しのために掘られた手堀りの隧道をいくつも見ることができます。また林道牛堀線の出口あたりに、浸食で作られた奇岩があります。
名前 |
牛掘の奇岩(川廻し) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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養老川の支流、芋原川に作られた川廻周辺にある奇岩です。以前は気軽にアクセスできましたが、今は耕作放棄地に草木が生い茂り、藪漕ぎをしなと、間近で見ることが出来なくなってしまいました。また、イノシシやシカが増えたことに伴って「ヤマビル」も増えてしまい、新緑の季節以降に行くと吸血の被害100%の場所になってしまいました。それでも芋原川は綺麗で、ホトケドジョウやサワガニなどがいて、自然豊かな場所です。吸血被害にあっても一見の価値はあると思います。