郡山の古墳を学び、体感!
大善寺1号墳の特徴
大善寺1号墳は郡山市文化・学び振興公社に確認された古墳です。
学芸員の認定を受けた価値ある史跡として訪れる価値があります。
大安場史跡公園内に位置し、歴史を深く感じることができます。
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名前 |
大善寺1号墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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古墳の名前は私が勝手につけたものですが、古墳の存在は郡山市文化・学び振興公社や大安場史跡公園の複数の学芸員が確認しているので、間違いなく古墳と認定してよいでしょう。発掘はされていないので概形から判断をせざるをえないのですが、墳形はほぼ長方形で、ポイントによっては二段以上の段築に見える部分もあり、通称前川を挟んで大安場古墳群と対峙するように築造されていることから、大安場1号墳ほどは古くはなくとも古墳時代前期の方墳ではないかと思います。古墳の石室が掘り返されて中世の板碑、近世の供養塔、現代の墓石にリサイクルされることが少なからずあることを踏まえると、隣接が大安場集落の墓地になっているので、その墓石のいくつかはこの古墳やその周辺に存在したであろう大善寺古墳群の石室が使われているのではないかと思ったりもしています。よって一概に古墳の破壊は言えない状況(中世や近世の人々の破壊行為も、今となってはそれも歴史と捉えられるからです。)を複雑な思いで見つめてしまいました。なお、古墳の認定はされていないのですが、大安場古墳群の前を流れる前川流域や黒石川流域では、手代木地区や大善寺地区に古墳のような高まりがいくつか見受けられます。私としては古墳であってほしいと思ったりしますが、正確に発掘はされていないので、古墳の認定はむずかしいものがあります。大善寺1号墳(仮)の一番近いところにある「古墳に見える高まり」をこのコメントの最後に写真の形で掲げますので、皆様のご批判や検討を承りたく思います。