放浪記の小説舞台へ。
「放浪記」二千回上演・国民栄誉賞受賞記念碑の特徴
林芙美子が宿泊した伝説の旅館前に建つ記念碑です。
森光子による感情溢れる文学金言が刻まれています。
地元住民の温かい思いを反映した特別な場所です。
作家林芙美子といえば、幼い頃から九州を転々としていたが、多感な時期(13歳から19歳)に尾道で過ごし(大正5年〜11年)、その間や以後も貧困と放浪を記した「放浪記」の著者として有名である。また女優の森光子が89歳まで2000回も上演しているのである!芙美子が無名時代には、日々の生活に疲れ、傷心を癒やす旅になにげなく選んだ先が新潟上越市、小港の直江津だったといわれている......,..。当地は大正時代末期に街にやっと灯りがつき始めたばかりで、駅に立つと、忙しそうに立ち働くまちの人たちの逞しさを目の当たりにし、駅の待合室で「継続だんご」を食べているうちに、生きる力を取り戻し東京へ帰って行くのである.........。
石碑には森光子氏によって書かれた「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」という文が刻まれています。作者は上越市出身の彫刻家である岡本銕二氏です。小説家の林芙美子が日々の生活に疲れ、傷心を癒す旅に選んだ先が直江津でした。直江津が舞台である「放浪記」には林芙美子が見たまちの人々が、たくましくも心豊かに生きる姿が描かれています・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と書かれていました。
名前 |
「放浪記」二千回上演・国民栄誉賞受賞記念碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.6 |
周辺のオススメ

放浪記の原作者林芙美子さんが宿泊し、小説にも登場したいかや旅館(現ホテルセンチュリーイカヤ)の前に建ち地元住民らにより森光子「放浪記」記念碑が設置されました。「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」と刻まれています。知らずに素通りしてしまいますが、通りかかったら観てみると良いかもしれません。