湯涌の名水、まろやかなお茶。
湯涌の名水の特徴
湯涌温泉の北にある、静かな山間の水場です。
口当たりのまろやかな水がお茶に最適です。
自然の中で整備された清潔な環境が魅力です。
個人の方が管理されているということで、すごいですね。一口いただいて帰りました。
夏の暑い日にコップ片手に訪問。冷たくまろやかな口当たりのお水でした。地元個人の方が管理されている模様で感謝です。
口当たりまろやかでしたお茶で呑んだら美味しい。
県道から山道を登ります。水は冷たくて美味しい。地元の方が管理されており、水質検査もパスしているそうです。汲んですぐは生水でもイケますが、日が経ったものは煮沸したほうが良いかな。金沢の貴重な湧水、有り難いです。
冬の早朝は凍結して車は上がらない時があるかもしれないです。ご注意下さい。水も少し出しておかないと凍結して汲めない時があります。
友人に教えてもらい月に一回お水を頂きに行っています。珈琲の味が格段に上がります。教えたくない水場ですねあと、メダカの針子の生存率が上がります。優しい水なんでしょうね。これは、手放せないです。※実際のお水は、もちろん透明です。メダカ用にクロレラ入れています。
キレイに整備されています。ここに行くまでの林道が狭いので、車のすれ違いはこわいかな。とても飲みやすい美味しい水です。
林道の先にあります。個人の方が管理されているようです。観音様の祠がありますので、管理費として水を組まれる方はお賽銭として手を合わせていかれると良いかと思います。お水は蛇口式。しっかり目の口当たりです。
名前 |
湯涌の名水 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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湯涌(ゆわく)の名水は、金沢の奥座敷として知られる湯涌温泉の少し北、北袋町の静かな山間にひっそりと湧き出している水場だ。場所は少し奥まった林道を進んだところにあり、周囲の自然が静かで落ち着いた雰囲気を醸し出している。この名水は個人が管理しているものだが、ありがたいことに誰でも自由に利用できる。水汲み場はコンクリート造りの簡素な小屋で、屋根があるため雨の日でも安心だ。現地では金沢市が定期的に水質検査を行っているというから、安全面でも安心して利用できる。何本かある蛇口からは常に冷たい湧き水が流れていて、特に夏場はその冷たさが心地よい。水質も清らかで柔らかく、飲みやすいのが特徴だ。この場所には「水脈聖観世音菩薩(すいみゃくしょうかんぜおんぼさつ)」と彫られた石碑が建てられており、そばには祠と十一面観音像が祀られている。「水脈聖観世音」は水の流れを司る観音様という意味で、古くから地元の人々がこの地の水源に感謝の祈りを捧げてきたことが伝わる。祠の前には花や缶飲料などの供え物が絶えず、地元の人々の温かい信仰心が感じられる。周囲には環境保護を訴える注意書きがあり、利用する人々のマナーも良く、地域の人々がこの場所を大切に守っていることが伝わってくる。この湯涌の名水は、かつて湯涌の地域で農業や日常生活用水として広く使われてきたと考えられる。現代でも水汲みの利用者は多く、地元住民だけでなく、遠方から訪れる観光客にも親しまれているようだ。また、この名水がある地域は、湯涌温泉とも深くつながっている。湯涌温泉は奈良時代の養老年間(718年頃)に発見されたという歴史ある温泉地で、江戸時代には加賀藩の藩主が湯治に訪れていたことで知られる。さらに大正時代には詩人の竹久夢二が恋人・彦乃とともに滞在し、この温泉を題材にした作品を残していることでも有名だ。近年はアニメ『花咲くいろは』の舞台となり、若者や観光客の新たな人気スポットにもなった。毎年秋には、幻想的なぼんぼりが町を彩る「湯涌温泉ぼんぼり祭」も開催され、多くの人々で賑わっている。さらに北側に位置する玉泉湖(ぎょくせんこ)もまた、この地域を象徴する風景のひとつだ。玉泉湖は昭和初期に作られた人工の湖で、湖畔には江戸時代から伝わる「氷室小屋」が復元されている。かつて加賀藩は冬に積もった雪をこの氷室小屋で保存し、夏になると江戸の将軍家に氷を献上していた。現在でも地域の人々によって毎年冬に氷室への雪詰めが行われ、その伝統は脈々と受け継がれている。こうした豊かな歴史や文化に囲まれながら、湯涌の名水はひっそりとした存在感を放っている。観光客にとっては旅の途中の小休止に立ち寄るのにちょうどよく、地元の人にとっては昔からの暮らしの一部として存在してきた。自然に恵まれたこの場所で、清らかな水を手に取ると、地域に根付いた人々の暮らしと信仰がしっかりと息づいていることを感じ取れるだろう。名水を味わいながら、金沢らしい情緒ある風景を楽しむのも、湯涌エリアの醍醐味の一つだと思う。