名牛・糸福号の誕生秘話。
名牛「糸福号」の碑糸福号は、昭和五十八年十一月十八日に玖珠町で生産され、翌五十九年七月から大分県畜産試験場が育成、後継牛として豊後牛の改良・育種に大きく貢献し、名声を全国に知らしめた名牛である。本牛の父は、当時優れた肉質・肉量を共に兼ね備え、全国的に注目集めていた島根県の第七糸桜号で、母方も千代・清美の血を引く竜門系で能力の優れた牛である。糸福号は、発育良好で体積・体伸に富み、特に資質がよく産肉能力も抜群で、これらの形質を産子が受け継ぎ種雄牛として供用開始以来、現在まで実に三万七千頭を超える子牛を生産し、総売上げ高も百六十六億円以上を超え、息牛の種雄牛も現在九頭が大分県の基幹種雄牛として活躍している。又、これまで約一万二千頭が繁殖基礎牛として登録され各地で飼養されており、豊後玖珠牛はもとより大分県和牛の育種改良に多大な足跡を残した功労牛である。平成十二年八月吉日。
名前 |
豊後玖珠牛 像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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名前は糸福号です。