香椎宮古宮で神聖さを体感。
古宮(神木「香椎」)の特徴
香椎宮 古宮は仲哀天皇を祀る神聖な場所です。
ひっそりとした雰囲気が漂う香椎宮の奥に位置します。
敵地での急逝を記念する香椎の木が印象的です。
朝、散歩で伺いました。付近に生えていた野草です。周辺の史跡を歩くとなかなかに趣きがあります。幼い頃は気づきませんでしたが。
香椎宮の歴史が面白いなと思ったら、こちらもオススメです。香椎の謂れや香椎宮の位置付けが書かれています。木々に囲まれた感じが、宗像大社の高宮斎宮に少し似ている気がしました。仲哀天皇について補足をすると、日本武尊の息子で、神功皇后の夫で、八幡神として祀られる応神天皇の父で、仁徳天皇の祖父です。実在したかは分からない神話のころの話だと思いますが、それがここに残っているのは面白いなと思います。棺はどこへ?と思われた方は、下関の穴門豊浦宮(忌宮神社)へ行かれてみてください。少し歩くと不老水(10:00-15:00)まで行けるので、そこもまわってみてください。
香椎宮を抜けて、少し奥に入って行った閑静な住宅街の中にポツンと佇んでいる小さな宮跡。近くに不老水が有ります。中に入ると道の左右に榊がびっしり植えられていて、時折椎の木も有るので、季節によってはドングリがたくさん転がっていて、微笑ましい。とても静かな空間です。静寂の中を進んでいくと、柩を立て掛けたと言われる木が有り、更に少し奥に仲哀天皇の崩御の地と言われる場所が有ります。身近に古事記を感じれる場所です。
神聖な場所でしたSacred place Mega Power
香椎宮の賑やかさに比べ、ひっそりと祀られています。
地元の人々から愛されている香椎宮ですが、古宮は香椎宮の奥にある香椎宮創建の地です。香椎宮を訪れたら、必ず訪れたい場所です。古宮には香椎の地名の由来となった神木が祀られており、静かで厳かな場所です。パワースポットとしても有名で、もっと観光客に人気が出てもおかしくないですが、今の静かな雰囲気が続くといいかな。
香椎宮 古宮(仲哀天皇橿日宮跡)は、本殿の北東に鎮座しています。仲哀天皇の営んだ仮宮「橿日宮(訶志比宮)」の伝承地で、仲哀天皇の廟跡と伝えられます。大正4年(1915年)までは仲哀天皇を祀る祠が存在しましたが、同年に本殿に合祀されています。玉垣内には、仲哀天皇の棺を掛けたという神木「香椎」(棺掛椎:かんかけのしい)が立ちます。北側奥には「仲哀天皇大本営御旧蹟」碑も建てられています。仲哀天皇は、第14代天皇で、景行天皇皇子である日本武尊の第2子です。母は垂仁天皇の皇女・両道入姫命です。成務天皇の甥で、成務天皇48年に立太子しました。先帝が崩御した2年後に即位し、即位2年、気長足姫尊を皇后としました(神功皇后)。これより前に妃としていた従妹の大中姫命との間に麛坂皇子、忍熊皇子を得ています。再叛した熊襲を討つため親征し穴門豊浦宮に滞在し、即位8年、筑紫の橿日宮に至るも熊襲との戦いに敗れました。即位9年には親征先の筑紫で崩御しました。熊襲の矢に当たったともされます。その10ヶ月後、皇后が誉田別命(応神天皇)を生みました。
古宮の場所は、何処も何か不思議な雰囲気を感じる場所ですね。
福岡に転勤し実家が近所なので散歩観光。香椎宮には何回も来てますがここは初めて。歴史好きの方は足を伸ばされた方が良いと思います。(2020.05.05)
| 名前 |
古宮(神木「香椎」) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
092-681-1001 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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目立ちませんが、ここへ来なきゃ香椎宮に参拝した気はしません。それくらい私にとって大切な場所です。とても良いところだと思います。