磨崖阿弥陀三尊像に出会う!
磨崖阿弥陀三尊像の特徴
磨崖に彫られた阿弥陀三尊像は圧巻です。
岩倉開元寺の伽藍中枢に位置しています。
交野山の登山ルート沿いで出会えます。
磨崖阿弥陀三尊像この石仏は、岩倉開元寺の伽藍中枢部への登り口に位置して南側に阿弥陀三尊を彫り込んでいます。 岩の上半部を大きく抉って平らな面を作り出し、三尊像を半肉彫りにしています。 中尊の阿弥陀如来坐像は蓮華座上に座り衣を編袒右肩にまとい両手は膝前に組んで阿弥陀の定印を結んでいます。 膝の衣文の表現は省略されています。向かって右側に合掌して蓮華座に立つ勢至菩薩は、簡単に頭髪部の眉目をあらわし、衣文の表現もほとんど省略し蓮華座も椀状の輪郭のみ表現されています。 左側の観音立像は両手の上に蓮台らしまものを持っています。 像の表現は勢至菩薩と同じで簡略化されています。室町時代作。
交野山頂上からの下山時に遭遇。下り坂、道路わきの大きな岩が目につきましたが、まったく気づかず。登ってくる来訪者向きに仏様が彫られていました。何気に振り向かなければ、見過ごしていたと思います。昔々あったお寺への参詣者が登る道に、道しるべとして設置された?!とのこと。確かの、このハイキング道沿い、石仏が点在しており・・・そういえば「石仏の道」と名付けられていましたね。
名前 |
磨崖阿弥陀三尊像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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まがいあみださんそんぞう。岩倉開元寺の伽藍中枢部への登り口に位置。標高160メートルの南側に阿弥陀三尊を彫り込んでいる。岩の上半部に大きく平らな面を造り出し三尊像を半肉彫りにしている。中尊の阿弥陀如来像は蓮華座上に座り衣を右肩にまとい両手は膝前に組み阿弥陀の定印を結んでいる。向かって右側に合掌して蓮華座に立つ勢至菩薩は頭髪部と眉目を表し蓮華座も椀状の輪郭のみ表現。左の観音菩薩立像は両手の上に蓮台らしきものを持っている。室町時代の作。花崗岩製。(交野市星のまち観光協会ガイド担当)