鞠智城跡で体感する古代の技。
板倉復元建物の特徴
鞠智城跡で復元された古代の柱穴を有する建物です。
教科書に出てくる茅葺き屋根の美しい倉庫が魅力です。
軍事拠点として重要だった歴史的な建築技術を体感できます。
鞠智城の「板倉」:古代の建築技術と軍事拠点鞠智城跡で見つかった、柱穴を内側まで配置した総柱の掘立柱建物跡を、板倉として復元した場所です。この建物は、防人たちが暮らした兵舎の近くにあり、高床式で荷物を保管する造りだったことから、武器や武具を保管する倉庫として使われていたと考えられています。復元された板倉は、長さ6.9m、幅12.0mという規模で、茅葺きの屋根や、柱に掘った溝に板を落とし込んで壁を作る「落としはめ技法」という古代の建築技術が再現されています。兵舎と合わせてこの板倉を見ることで、鞠智城が単なる砦ではなく、しっかりと組織された軍事拠点であったことを実感できます。
教科書の世界観。
戦いに備えた板倉(いたくら)鞠智城跡では、柱穴を建物の内側にまで配置した、総柱の掘立柱建物跡が見つかっています。その中の1棟の建物跡を、荷物を保管するための高床の造りであり、防人たちが生活していた「兵舎」の近くにあったことから、武器や武具などを保管するための倉庫として復元し、「板倉」と呼びました。復元した「板倉」は、長さ6.9m、幅12.0mの3間×4間の建物です。茅葺(かやぶ)きの屋根、側柱に彫った溝に板を落とし込んで壁を造る「落としはめ技法」などが使われています。
茅葺きの屋根で板の壁の倉庫。武器を入れていたと考えられるそうです。
| 名前 |
板倉復元建物 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP |
https://kofunkan.pref.kumamoto.jp/kikuchijo/kikuchijo/faci.html#04 |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
平成2年の調査で判明した建物を復元したもの。高床式倉庫であったと想定されています。