六世紀の記憶、五郎山古墳。
五郎山古墳の特徴
五郎山古墳は筑後川水系に位置する丘陵上にあります。
古墳館の石室模型で古代の歴史を体感できます。
自然豊かな環境で、木々が美しく伸びています。
6世紀中頃作られた円墳でこの地方の豪族の墓で、内部の横穴式石室は入れないですが壁面に船、人などが描かれているとのこと。古墳館には忠実に再現された石室内部をみれます。他の人の口コミどおり見せ方がビックリ、素晴らしい。古墳館お薦めです。なお古墳館観覧、駐車場ともに無料でした。
駐車場は五郎山古墳館のところが利用できます。古墳に行くには五郎山古墳館の右側の先にある階段から登り3分もかからないぐらいで到着です。実際の石室のレプリカが五郎山古墳館にありますので、映像と合わせて見学をおすすめします。
昭和22年(1947年)3月、盗掘坑が陥没したことにより石室の一部が発見され、同年11月に福岡県教育委員会によって発掘調査が行われた墳丘径約32m、高さ5.5mの筑紫野市最大級の古墳時代後期(6世紀)の円墳です。石室は前・後の二室を持った全長11.2mの横穴式で、南西に開口しています。一番奥の遺体を安置する部屋(玄室)は、長さ約4.5m、幅約3m、高さ約4mで比較的大きな規模です。盗掘によって副葬品はほとんど残ってはいませんでしたが、金環、管玉、勾玉、刀子、須恵器が採集されています。五郎山古墳の最大の特徴は、石室内部の壁面に黒・赤・緑の三色の顔料によって彩色された具象画が描かれていることです。装飾古墳の壁画には、同心円などの幾何学文様を描いたものが多いなかで、本古墳の壁画は人物、動物、器物などの具象的モチーフを中心に描かれています。壁画は武器(弓・靫ゆぎ(矢を入れる容器)・鞆とも(弓の弦から手を守る防具))、人物(巫女・騎馬像・力士)、動物(犬・猪)、船、旗、家、太陽などの多くの図柄で構成されています。おそらく、被葬者の生前の様子、あるいは黄泉の世界を表現したものと考えられます。このような古墳壁画は他に類例は少なく、非常に貴重な装飾古墳であると言えます。6世紀に筑紫平野を治めた地域の豪族首長の墳墓であると考えられます。国指定の史跡に指定され、「五郎山古墳館」とともに、内部の見学をすることができます。
肥前筑前銀輪偵察🚵五郎山古墳。小高い丘陵の頂部に築かれた大型の円墳。内部は立派な装飾古墳で、往時は筑紫平野や周辺の山からのランドマークだったことでしょう。
五郎山古墳は、6世紀末に造られた円墳の装飾古墳です。標高72mの五郎山の山上につくられており、墳丘は径約32m,高さ約5.5mで2段築成となっています。埋葬施設は長さ11.2mにおよぶ横穴式石室で玄室や前室には80点あまりの文様か描かれていました。壁画は赤、くろ、緑の3色で描かれ、舟や建物、弓や矢、同心円、馬に乗った人等描かれています。被葬者は、この地を治めた豪族と思われます。石室内部は、山の麓にある五郎山古墳館でレプリカを見ることができます。
以前は石室も公開していたようですが、現在は折々に変わったようで、今は墳丘のみ見学できます。体感用の石室は下の古墳館にあります。一古墳のための資料館だけに、なかなか気合の入った作りですので、古墳と館はセットで訪問した方が良いと思います。
古墳館を見学した後に実際に行きましたが自然がいっぱいで良い場所でした。
こんな場所に、しっかりとした古墳があるとは知りませんでした😊
綺麗に整備されてました。
| 名前 |
五郎山古墳 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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丘を削って造った古墳のようです。駐車場がないので駐車禁止ではない場所に限界まで寄せて停めてダッシュで丘を駆け上がり息を切らせながら見ました。駐車が迷惑になっていないか気になって仕方なかったのでかなり早巻きで見学しました。公園にもなっていてトイレも一応ありました。内部は見れません。