旗立山から五輪塔へ。
伊東祐親入道供養塚の特徴
伊東祐親公の歴史を感じる絶好のスポットです。
旗立山からの眺望は、訪れる価値があります。
五輪塔がある塚で、静かな散策が楽しめます。
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旗立山を登って鐙摺城址の高台に出て右奥に塚がありますが、よく見ると塚の裏手に軽い上り坂があり、その先に五輪塔のようなものが置かれています。頼朝ゆかりの場所だそうです。
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| 名前 |
伊東祐親入道供養塚 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
|
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伊東祐親公は、伊豆の伊東の地を治めていた武将です。伊東祐親公には、源頼朝公と娘の八重姫との間に出来た千鶴御前を柴漬してしまったり、源頼朝公に追っ手を向けてしまい、結果的に北条氏を頼るきっかけとなったり、また、頼朝公挙兵の折には、石橋山の戦いで頼朝軍を打ち破ったという人物です。そうした武将ではありますが、富士川の戦いで捕らえられ、娘婿である三浦大介義澄公に助命された結果、恩赦により助命される所を「以前の行いを恥として」伊東祐親公は自害したとされています。他方で、伊東祐親公の息子と孫のお話しである「曾我物語』に「伊東祐親入道は三浦の鐙摺というところで首をはねられた」というお話しもあり、鐙摺城址に「伊東祐親入道供養塚」が残されています。源頼朝公挙兵では悪役、八重姫物語では非情の父親、曽根物語では仇となる工藤祐経との因縁を結ぶ役割を果たす悲劇の武将です。もう少し知られても良いのではと思いますが・・・ でも、土地土地でお墓や供養塚で足跡が辿れる不思議な武将でもあります。