念仏車で得る功徳を体験!
念仏車の特徴
念仏車は石柱に回転車が組み込まれた独特の構造です。
回転車を廻すことでお経を一巻唱えたのと同じ功徳が得られます。
銭湯のそばに位置し、訪れる人々に不思議な体験を提供しています。
石柱の上部に組み込まれた木製の回転車が「念仏車」で、念仏を唱えながら車を廻すと1回廻すごとにお経を一巻読んだと同じ功徳があるそうです。石碑に刻まれた銘文によれば、この念仏車は文政4年(1822)11月に建てられたとのことです。野ざらし状態ですので、木製車の部分は以来何度か更新されていると思いますが、江戸末期の「念仏車」が200年以上後世の今日まで無事に保存されていることに驚かされます。
2023年5月9日16時半訪問:説明板が無かったら気が付きませんでした。庚申塔、地蔵と念仏車の3点セットがそろっていて、信仰の篤さを感じることができました。
このシステムを考え出した人は偉いのかモノグサなのか?ま、お年寄りには有難いですな。
銭湯のそばの一角にある。念仏車とは念仏を唱えながらまわすもので一回まわすとお経を一巻読んだと同じ功徳があると、解説が掲示されている。
| 名前 |
念仏車 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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石柱が四角にくり抜かれ、中に車輪のように回る構造物が嵌め込まれている。ひと回しでお経一巻を読んだのと同じ利益があるという。世田谷通りから少し南、住宅街の中の三叉路にある石塔。解説版によると1821年の建立で、車輪状の石には六字名号(南無阿弥陀)が刻まれているという。ひと回しでお経一巻を読んだのと同じ功徳があるという、マニ車とよく似た構造。ズボラといえばその通りだが、日々の暮らしで精一杯だっただろう人たちにとって見れば大きな救いであったのだろうと思われる。(2023-07)