鷲峰山で出会う弥勒菩薩。
金胎寺の特徴
鷲峰山登山の途中にある、標高682mの古刹です。
修験道の伝統を感じられる山伏修行場があります。
本堂で展示される仏像が魅力的な真言宗の寺院です。
金胎寺の本堂には色々仏像を展示しているようです。奥の一角には座禅をする場所もありますが、今度時間のあるときにでも試してみようと思います。ちょうどお寺の和尚がいたので、行場巡りで運動靴と地下足袋のどちらがいいか試しに聞いてみると地下足袋を薦められましたので、地下足袋に履き替えです。
昔ながら山伏修行場の様でした。
修験道の古刹なのでかなり険しい場所にあります。クルマで行く場合、道中の林道は狭く細く路面も荒れ気味で緊張感を強いられます。しかしながらそれだけに周辺一帯は幽玄かつ静寂そのもの。人工的な音は全く聞こえませんでした。かつての修験の行場は今現在も残っているようですが迂闊に踏み込まないように注意書きが掲示されています。たまたま偶然かもですが、とにかく人の気配が全く無かったので静寂な時間を満喫出来ました。
標高682mの鷲峰山にある真言宗醍醐派の寺院で弥勒菩薩がご本尊。675年、役行者が開創したとされる。1298年に伏見天皇が行幸され、勅願により多宝塔が建てられ、この塔は屋根上にある伏鉢の墨書きから現存する多宝塔がそれにあたることが確認されている。1331年、笠置へ落ち延びる途中の後醍醐帝が立ち寄ったことが太平記に記されている。このため、焼き討ちに遭ったと言われるが、詳細は不明。広大な伽藍を持っていたようだが、戦乱などにより次第に荒廃していき、1361年に再興、1518年には再び焼失し、近世になって整えられたものが現存する。南側の原山から参道がある。01/05/01、京都府道283号線の殻池峠から鷲峰山林道を走って、お詣りし、犬打峠に下った。この林道は細いため、離合が難しい道だった。訪ねた時、お寺の方はおられなかった。普段から無人なのかもしれない。長いことご無沙汰になっているので、機会を見つけて再訪したい場所だ。
| 名前 |
金胎寺 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0774-78-3002 |
| HP |
https://www.town.wazuka.lg.jp/kakukanogoannai/chiikichikarasuishinka/kankojoho/1_1/1306.html |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
鷲峰山登山の際に立ち寄りました。奈良時代、平城京の鬼門封じとして聖武天皇によって建立され、その後栄えた時期もありましたが、焼き討ち、戦乱、廃仏毀釈により現在は境内に多宝塔と宝篋印塔が残り、他に本堂、山門、客殿、行者堂などの建物のみが残っています。行者体験もできます。