厄除け石段を登り、仁王様に出会う旅。
蓮花寺の特徴
美作八十八ヵ所霊場の七番札所として有名です。
鐘楼門前の厄除け石段を三十三段登る体験が魅力です。
禅的思想を取り入れた庭園が心を和ませてくれます。
広い駐車場と禅的思想を取り入れた庭園がある。とても気さくなご住職がお話を聞かせてくれます。出雲街道から寺に向う道は少々狭い箇所があるので注意が必要。
鐘楼門前の厄除け石段を三十三段登れば、両脇お仁王様が出迎えてくれる。境内には本堂、鎮守堂、客殿、庫裏が建ち並ぶ。本堂裏には桃山期の枯山水の庭園があり、往時の住職が使用した駕籠が残っている。聖武天皇の代天平10年(738)に行基菩薩により開山されたが兵乱により衰廃した。後醍醐天皇の代建武元年(1334)播州白旗城の城主・赤松円心則村公が発願し堂塔を再建して祈願所とし開山時の繁栄に戻った。しかし再び備前宇喜多勢により堂塔僧坊共に焼き払われて灰儘となる。延宝2年(1674)御堂ヶ岡より現在地に移して再建するも又失火し建造物、石垣等が完成したのは安政3年(1856)である。昭和62年現在の本堂、庫裏を建立した。戦後の梵鐘を平成3年鋳造し、その時桜門前の石段の改修も行った。段数は33段で女の33才の厄除けを祈願し、更に本堂3段、鎮守堂6段を上がることで男の42才の厄除けを祈願してその数に改修した。13代将軍徳川家定侯に同等の格を賜り当時をしのぶ行列駕籠がある。裏山には庭園があり、江戸前期の技法が表現され3尊石、枯山水等禅的思想が入れられている。なお当山は、山々の形が8葉の蓮花に似ているとこから寺号となったという。
名前 |
蓮花寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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美作八十八ヵ所霊場の七番札所です。