秋穂八十八箇所、聖如意輪観世音菩薩。
戒定院(秋穂八十八箇所霊場 七十八番札所)の特徴
真言宗の戒定院は秋穂八十八箇所霊場の78番札所です。
ご本尊は聖如意輪観世音菩薩で、信仰の場です。
元々、平原山仁光寺として知られていた歴史があります。
御本尊は、聖如意輪観世音菩薩です。この札所は、近くにあった78番札所の地蔵堂がここに移されたものです。
第78番 上ヶ田 戒定院本尊:聖如意輪観世音菩薩当寺はもと平原山仁光寺と称し、仁光寺にあった。仁和寺菩提院の門跡三条大納言了遍を中興開山とする。仁光寺は、幾星霜の問に一時衰微して無住となったこともあったが、のちに上ヶ田に移り「平原山海定院」と称するようになり、仁光寺は地名として残った。天正18年(1590)正八幡宮打渡状のなかに海定院の古文書があり、この時代には既に寺名を改めていたことがわかる。その後、天正末頃(1590~92)「海」を「戒」に改めて戒定院とした。元禄6年(1693)益田家が上ヶ田開作を築立したときには、その鎮守上ヶ田明神社の別当坊を勤め、山林5町余、田地1町余の寄進を受けた。享保3年(1718)現在地に移り、天保12年(1814)火災にあい伽監を焼失したが翌年再建。明治3年(1870)社寺整理のときに、一時栄泰寺に合併したが、同7年(1874)分離独立し現在に至っている。現在の本堂は昭和50年3月の建立で庫裡とも82坪である。ここに札所がおかれた当時は79番で、近くの地蔵堂に78番があった。しかし、78番がいったん戒定院に移り、のち新開作土手に移すとき、札所の番号が入れ違ったれのであろう。今は78番が戒定院で、本尊は戒定院と同じ聖如意輪観音である。四国霊場の本尊は阿弥陀如来である。秋穂には幸田出の藤田一族をはじめ戒定院檀家がかなりある。
名前 |
戒定院(秋穂八十八箇所霊場 七十八番札所) |
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ジャンル |
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電話番号 |
083-987-2722 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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真言宗のお寺です 秋穂八十八箇所霊場78番札所 ご本尊聖如意輪観世音菩薩がおいでになって居られます。