旧無動寺跡で感じる神秘。
身灌神社(下黒土)の特徴
県道654を上り、石仏や史跡の沿道に位置する神社です。
山の崖に面した拝殿の建造物が近くに見え、印象的です。
旧無動寺跡にある神社で、歴史を感じられる場所です。
石仏や史跡、遺跡の多い県道654を上りで走行中、山の崖に面して拝殿のような建造物が見えましたので、スピードを緩めるとすぐ⛩が見えました!鳥居よりすぐ先に境内?へあがる道が有り下黒土公民館の前の駐車場でした。付近のお年寄りが散策中でした、突然の四駆で驚かせてすみませんm(__)m鳥居の横には豊後高田市では幾つか見た重そうな火袋と笠を頭に載せた狛犬燈篭様が居られます。確認しませんでしたが新しそうでした、、その上には楼門と立派な拝殿が見え、先ほど私の見た岩山の建物とは無関係の場所か??立派な楼門をくぐると今度は普通の燈篭のように見える物の足下駄に身を潜ませた鬼のような姿が顔を出しています、左右には腕、そして後ろから見るとお尻が~💦その横には宝塔も数基あり、これはさすがにすごい気分になってきました。まずは参拝させていただきました、、、さてこれからです!予想通り拝殿の横から行くと岩の間に作られたご本殿の両脇に立派な祠、そして急な崖階段を上った先に小さい鳥居(扁額は山王権現)とまたしても数々の祠、ここまでは順調に上りましたが急な坂ですので、登ったは良いが降りるのに一苦労しそうですが、ここまで来たら行くしかない!どんどん荒れる斜面をもう少し上った先に、ついに先ほど見えた岩山の拝殿が幻ではなく現存していました!もちろん今は使われていないらしく建物内への階段はベニヤ板で塞がれています。奥の階段は石でできていますので登れますが建物はもう危ない状態で画像のみ撮影いたしました。下の道を走っていて見えるぐらいですから、この見晴らし台のような建物はさぞかし絶景の場所であったことでしょう。こちらが県道沿いに移設した無動寺の元の旧跡のようです、ご縁が有り立ち寄れたことに感謝いたします。注意してください、私はいたって足腰が丈夫ですのでここまで来て、帰ることができましたが帰りは登り以上に大変ですお気をつけください!!
旧無動寺跡です。立派な燈籠が目を引きます。境内奥、両側の岸壁には風化した磨崖宝塔が多数残っておりますので、注意深く探してみてください。右奥の急斜面を登った先にも、磨崖宝塔が見られます。さらに奥には懸造のお堂があり、昔はここまで登ってお接待を出していました。お堂が老朽化しましたので、今は県道沿いに新しいお堂が建立され、仏様もそちらに下ろしているそうです。
| 名前 |
身灌神社(下黒土) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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県道654を香々地夷に向かい上り、上真玉公民館を過ぎ左側の道沿いに神社は鎮座している。通り沿いに案内板がある。通りから石垣で一段高く囲われた上に身濯神社の扁額の鳥居があり、その先に宝珠に灯籠のある狛犬が一対置かれている。数は少ないがたまに神社で見かける狛犬である。一段高い石段を上ると土塀に囲まれた神門となり、造りがお寺の雰囲気となってくる。石灯籠群の先に一対の狛犬、御社となる。後ろに岩壁があり本殿は岩をくり抜いた中に鎮座している。拝殿、幣殿、本殿の分離型である。御社の右手の岩場に様々な刻まれた跡がある。その先には境内社と御社の跡が残されている。神仏混合時代の面影の残る神社である。知る限りでは身濯神社の名は近県では見かけたことがない。県内でもこの地域だけの神社名のようだ。神仏混合時代から明治の神仏判然令、廃仏毀釈等を経てお寺と神社の繋がりが薄れている中で神社にお寺の存在を感じる神社である。