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名前 |
山王堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
山王様通称「山王様」と呼ばれている神様であるが正式には仏菩薩が衆生を救済するために神様の形で現れた山王権現という仏様である。日枝山(ひえさん・比叡山)を守る神としての信仰が全国に広まっていったものである。石橋の休石山中腹に信夫郡鳥幡村(現福島市下鳥渡に信達三山王とされる日吉神社がある)より移し、勧請されたと伝えられている。山を守る神様であることから山、水を司る神とされているが昭和の戦禍時、ある山王神社の境内が焼けても鎮守だけが残ったというような逸話があり火防の神様としての信仰も厚い。日吉山王権現と呼ばれることも多いが養泉院山王堂の正面額にも「日吉冢」(ひよしちょう:ひよしのやしろの意)と書かれている。猿を神使とする事から信者はよく厄除け、安全祈願に「さるぼぼ」と言う赤い布で中に綿を詰めた人形飾りを作って奉納する事が行われている。このことから毎年の祭礼は陰暦四月、中の申の日に行われていた。