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名前 |
鈴橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.0 |
昭和41年、高潮対策のための嵩上げにより架け替えられた現在の鈴橋は、尻無川と三十間堀川をつなぐ杉村運河の尻無川口に架かる鋼鈑桁橋(一部RCラーメン構造)である。架け替えられる以前の旧橋は、旧神崎橋と同様のI形桁で、ずれ止めとして柔ジベルを用いた形式であった。旧橋の建設は昭和26年であり、わが国初の合成桁橋として設計・架設された旧神崎橋(同28年)より以前に合成桁橋が存在したことになるが、設計にあたっては、厳密に合成桁としての計算がされた結果ではなかった。旧橋の主桁上のフランジには、溝形鋼がコの字形に取りつけられており、これが柔ジベルの役割を果たしていた。架け替えに際して、合成桁に相当する構造部分の性状を調査するため破壊実験が行われた。その結果、正のモーメントをかけると、最後まで床版が鋼桁と一体になって抵抗するという合成桁の特性が確認された。