田染の磨崖仏、歴史の驚き体験。
元宮磨崖仏の特徴
国東半島の県道脇にあり、毘沙門天など五尊の磨崖仏が見られます。
室町時代の国指定史跡で、風化を防ぐ屋根が設置され保存されています。
田染郵便局近く、解説板付きで歴史を感じながらゆっくり見学可能です。
田染郵便局すぐ近くにある磨崖仏です。通りの脇に位置しており、目立った看板もないので、通り過ぎてしまいそうです。いちおう覆いはついていますが、作られたのは最近みたいです。通りに面して排ガス浴びてきたせいかかなり風化が進んでいて、痛々しいです。駐車場はありませんが、周囲はちょっとの時間くらいなら路駐できるだけのスペースあります。
右から毘沙門天、こんがら童子、不動明王、持国天、声聞形尊像だそうです。室町時代に作成されたようです。
県道脇にこの素晴らしい石仏が存在する、本当に国東半島の歴史、神仏の濃さに驚かされました。風雨にさらされない様に保護されていて、この地域の信仰心の高さに驚かざるをえません。この仏さまをこれまでどれ程の民衆が祈って助けを願ったのか、それを考えれば感慨無量てす。
田染の交差点近くにある磨崖仏。お堂が整備されいつも綺麗です。
岩に彫られた仏像を風化しないように屋根をつくり保存してました。仏像だいぶ風化してますが良かったです。来たかいがありました。
国東には色んな所に磨崖仏があるね。ここの上屋は新しくやり変えたみたいだね。
神社背後の岩壁の北側廻ると人きな仏像群が見えてきます。不動明王を中心に、向かって右に衿渇羅童子と多聞天、左に持国天と地蔵尊が彫り出されています。鎌倉末期か室町時代に作られたとされますが。岩壁にはいくつものほぞ穴が見えます。ここからは、かつては堂内の仏であったことがうかがえます。地味で目立たない多聞天と持国天ですが、侮りがたい仏たちです。
2020年の9月に行きました。一度見ておいてもいいでしょう。
室町時代の磨崖仏。覆いのようなお堂ができたのが2001年とのことなので、初めて見たのは20年以上も前。おぼろげな記憶ではもう少し色鮮やかだったような……。それなりに風化も進んでいるのでしょうが、綺麗に整備され、地元の方々に大切にされているのが判ります。
名前 |
元宮磨崖仏 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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屋根のあるベンチがあるのでゆっくり見学できます。