香月泰男の温かい美術館。
香月泰男美術館の特徴
オモチャの作品やコラージュに心を奪われる、美術館の魅力が詰まっています。
シベリアシリーズ以外の香月泰男の作品に出会える、貴重な体験ができる場所です。
穏やかな雰囲気の中で、数々の美術品を間近でじっくり楽しめます。
オブジェがステキです。絵はパリの屋根の色使いが魅力的でした~。絵が好きなので楽しめました。😊✨
香月泰男作品に興味を持たれている方なら、展示されている作品の見応えはどれもしっかりあるかと。遠方から来られる方も少なくない美術館です。館内は展示作品の撮影は基本NGですが、中庭やアトリエの様子は撮影可能。
香月泰男美術館。「没後50年 第二期1955-1965展」でした。建物の外観がインパクトある。日曜日の16時ごろはガラガラでした。香月泰男さんは太平洋戦争で兵として満州へ行って、1945年にソ連に抑留され、シベリアのセーヤ収容所で強制労働に従事したそうです。その時の体験が、その後の作品にあらわれている。作品が第一期、第二期、第三期とわかれていて、第二期の展示で、作品から色が消えて黒の表現になった時期のようです。シベリア・シリーズと呼ばれる作品は、モアイのように抽象化された人、黒く、暗い。太陽の絵が展示されていたが、平面のポストカードではわからない油絵の厚みがある迫力が原画にはあった。第三期には色彩が復活して、おもちゃを作ったりしてました。そのおもちゃも展示されていました。正直この手の作品の良し悪しは正直よくわからない。だけど、作風の変化から戦争が人に与える影響を感じた。
¥500展示スケジュールを見て行ったらよかった雨だったので外の展示はほとんで見てませんが、オモチャの作品がたくさんありました。
絵画も木やブリキを使った子どもの玩具の様なオブジェも素晴らしい。
シベリアシリーズを経た晩年の作品は優しく力強い。ブリキu0026木工も展示されており、遠路を訪ねた甲斐がありました。ただ、陶芸については絵付くらいしかされていないのが、意外でした。
こぢんまりとした品の良い美術館です。展示室は2つ。あとは幅の広い廊下にも展示があり、香月泰男が使っていたアトリエが復元保存・公開されています。その時々でテーマ展示がしてあるようです。香月泰男と言えばシベリアシリーズが思い浮かびますが、この美術館にはそれらの作品はあまり所蔵がないようで、見かけることがあまりありません。代わりに、風景画や書籍の挿絵や表紙、日常のスケッチなど、明るい雰囲気の作品が多々見られます。幸せな気持ちになれます。立体作品も、動物やサーカスなど、ほのぼのするようなものが展示してあります。庭のハーブ園も綺麗だし、そもそも立地がのどかなので、きっと心が休まると思います。
ここは穴場というか、また行きたい。
香月泰男の遊び心あふれる温かい美術館。シベリア抑留の作品が有名ですが、素朴でセンスあふれる作品に癒やされました。駐車場は広い。徒歩で坂道を上がり入館出来ました。車椅子対応があり、坂道前のインターホンで連絡できるようになっています。トイレも清潔。コロナ対策で手指消毒、検温があります。売店にマットが入った本格的な額があり、絵葉書を入れ替えて楽しむことができるようになっています。また、手作りの栞10円で購入出来ます。アトリエを再現してあり、中庭にも作品がありました。
| 名前 |
香月泰男美術館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0837-43-2500 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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第二次大戦後の抑留の経験を元に描いた『シベリアシリーズ』で知られる画家香月泰男の作品のみを展示する美術館。二度目の訪問だが,より深い感動を得た。シベリアで多くの仲間を亡くした無念や家族への愛情が作品から伝わってくる。入館者が減少気味というのがとても惜しい。