哲学のカリスマ、西周旧宅。
西周旧居の特徴
茅葺屋根の歴史ある住まいで、哲学のカリスマの旧宅です。
哲学や藝術など多くの言葉を考案した西周の足跡が見られます。
幕末から明治にかけて、議会制度基礎を築いた貴重な史跡です。
小さいですが茅葺屋根の立派なお家ですあまり観光客もなく静かな場所です。
津和野藩医の子で啓蒙思想家であった西周の旧宅。21歳まで暮らした家とされています。津和野川をはさみ、森鴎外旧居のちょうど向かいあたりに位置します。母屋と土蔵が残っています。勉強熱心だった周は、この蔵で必死に勉強したと言われています。「哲学」「感覚」などの言葉を生み出した啓蒙思想家が、この蔵でどれだけ思考に耽っていたかと考えると感慨深いものがありました。そして、ここへは津和野川にかかる常盤橋を渡って来ましたが、雨が降っている中、小川のある田舎道を散策し、とてものどかな気持ちになりました。派手な観光地ではありませんが、偉人の原点を知れる場所だと思います。
けんどう13号線を走っていたら、道路から少し離れたところにひっそりと建っていました。直接は見えませんが、津和野川を挟んで森鴎外の記念館があります。西周が4歳から25歳まで過ごした屋敷だそうです。西周はオランダに留学した思想家で、「哲学」という言葉を創った人物です。
「哲学」という言葉を創ったほか、「藝術(芸術)」「理性」「科學(科学)」「技術」「心理学」「意識」「知識」「概念」「帰納」「演繹」「定義」「命題」「分解」など多くの哲学・科学関係の言葉を考案しました。
津和野の町並みからは少し離れています。無料で敷地内に入れます。説明文があり分かりやすいです。
森鴎外記念館に隠れて地味だがこれも貴重な史跡であることには間違いない。
幕末から明治にかけて日本の議会制度基礎を築いた。将軍、徳川慶喜のブレーンであり、西洋学問の先駆者。哲学、 自由、芸術など現代なにげなく話す言葉も和訳された。津和野では、親戚の森鴎外が記念館などあり、注目度があるが、西周が過ごした旧宅で激動の幕末、明治を感じて下さい。
見学無料往時のまま保存されている。
ちょっと寂しく感じるけど。
名前 |
西周旧居 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.town.tsuwano.lg.jp/www/contents/1000000439000/index.html |
評価 |
3.8 |
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森鴎外記念館から橋を渡って少し歩くと、西周旧居がある。茅葺きの家で建物自体は大きくないが、きれいな庭がある。山を見上げると津和野城の石垣が見える。