新興住宅地の心を癒す小さな神社。
| 名前 |
権現谷山神神社 |
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| ジャンル |
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| HP |
https://trc-adeac.trc.co.jp/Html/ImageView/2213005100/2213005100400010/takadai2/?p=74 |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
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浜松市中区和合町の新興住宅地の中に建立されている小さな神社です。浜松市立高台公民館『台地と水と輝き』によれば、祭神:正一位山神大明神・稲荷大明神・大弁財天建立:万延元年(1860)Aさん(原典には氏名が明記されています)が所有する山林の谷合いに、権現谷川が流れている。そのかたわらに、かつては湧水地であった片身の池がある。この池のほとりに山神神社(さんじんじんじゃ)がある。山神神社は、近くの住民の氏神様として祭られている。例祭日:毎年10月17・18日現在は「片身の池」はすでになく(その代わり池の名を冠した公園ができてます)、神社も大きな私宅の傍らに移設されています。中には木の祠が3つあり、中央の一番大きなものが山神大明神(大山祇命?)で、左右が稲荷大明神と大弁財天と思われます(どっちがどっちかはわからん)。この辺には大山祇命物件が他にも2社ほどあり(大山祇神社・三嶋神社)、なかなか味わい深いものがあります。ちなみに上記の「片身の池」というのは、このあたりによくある家康話(銭取とか小豆餅とかいろいろあるが、まあ殆どギャグですわ)の1つの舞台で、家康が武田にボロ負けした例の三方原合戦のとき、この辺に陣を敷いていた家康が何故か急に魚が食べたくなり、家来に探させて近くの池でデカい鱸を捕えた。早速片身をおろしてうまそうに食っておったら急に敵が踊り込んで来たため逃げ出したんだけど、半身が残っておった鱸をみやって「こいつも命が惜しかろう」と思い元の池に逃がすと、その鱸は片身のまま嬉しそうに泳いで逃げていったとさ。自分がとっ捕まえておろして食ってたクセに「こいつも命が惜しかろう」も何もないと思うのはワシだけじゃろうか。こちらからは以上です。