山頂から見える歴史の景色。
魚雷見張所跡の特徴
鬣山の山頂手前に位置し、戦争時代の歴史を感じられる建物です。
九三式酸素魚雷の発射試験の観測所として機能していたことがわかります。
山登りを楽しみながら、海の眺めを堪能できる貴重なスポットです。
回天基地が設置される前よりある魚雷(三式)発射観測所。展望広場から程近い場所にある遺構。当時そのままの建物があり、中から海を見ると素晴らしい眺望が望めます。展望広場に行く前のひと休憩に歴史の勉強が出来ます。
頂上に近い場所にあり、上りきる覚悟で尋ねる事を勧めます。それほど標高は高くありませんが、意外と急斜面なので疲れます。ですが建物は見る価値があり、日本軍の方々が頑張っていた事を考えると感慨深いものがあります。
回天記念館へ向かう手前に登り口があります。700m・20分程度の山登りとなります。 途中、「あと〇〇m」の看板に勇気づけられながら登山しましょう。途中、連続した階段と落ち葉に埋もれた坂、また足場が崩れかけたところもありますが、時間があれば是非、登ってみてください。当時、魚雷の訓練をする際、訓練中の様子を監視するために建てられた建物があります。魚雷発射試験場から出発した回天を見渡す絶景に建てられており、景色は素晴らしいです。また、その少し上の頂上展望台には「未来の風」のモニュメントが建っており、更に展望が拝めます。
軽い気持ちで登ってしまいましたが結構きつかった。最初の300mは土が少なく縁を歩かせるような階段(降りる時は柵になるので疲れる)、途中からは落ち葉が多く流石に滑りそうだと払い除けながら登るような形でした。あとタケノコを遊歩道の真ん中に捨てまくってる…ここから展望台自体はまたちょいときついですが近いですよ。(下から見上げて見えるくらいです)ちなみに九州側の眺望は展望台よりこちらの方が良かった。なお、ここから訓練基地跡には抜けられません。行き止まりです。
この見張所は、魚雷発射試験場から宇部市沖方面に進む魚雷の航路を双眼鏡などで確認するための施設だったようです。ここから戦艦大和の沖縄特攻時の最後の停泊も確認できたとの話も残されています。
九三式酸素魚雷の発射試験の観測所だそうです。山道を登っていきますが、700mと言っても結構キツかったです。
展望台へ行く途中に有ります。ここから沖合へ試射された魚雷を観測する場所の様です。やはり草刈りや枝払い等の環境保全はされてない様です。
戦争時代のレンガ造りです。
訪れたときは雑木が茂っており、期待したほど眺めは良くありませんでした。
| 名前 |
魚雷見張所跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0834-85-2310 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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大津島には元々九三式魚雷の整備工場があり、発射してから長い距離を進む魚雷を観測する必要があった為、山の上に見張り所が作られ今にも建物が残っています。旧整備工場跡の裏側から山道を20分くらい登ると到着できます。海側は草木が生い茂り良く見えませんが戦後80年経過した年月を教えてくれます。