雪舟の庭を探訪する。
小川家雪舟庭園の特徴
現在の枯山水庭園は、元々池泉回遊式であり歴史を感じる場所です。
小川家の方が丁寧に説明してくれるので、訪問者も安心して楽しめます。
個人が維持管理している雪舟のお庭は、見応えがあり脱帽の美しさです。
拝観料として500円かかりますが、小川家の方が、とても丁寧に説明してくださいます。お庭も枯山水の二段構えでとても風情があります。庭には詳しくはありませんが、バーナード・リーチも絶賛していたとお聞きし驚きました。お庭だけでなく、建物も国指定は断った(指定を受けるとかえって色々と維持するのにも大変だそうです)とのことで現在の状態を維持するためにそれなりに改修はされていますが、随所に素晴らしい造作が見られます。本当に来てよかったです。
この庭園は室町時代中期、当家に滞在していた画聖雪舟によってつくられたと伝えられている。書院の前庭として造られた上下二段式の池泉鑑賞式庭園である。山の斜面を利用し、多数の名石を巧みに組み合わせた、きわめて豪放雄健な手法で、蓬莱山水の景観を表現している。特に、崖地につくられた渓谷の美しさ、三尊石を中心とした大小の平天の立石を多用した巧妙さなどに特徴がある。山陰地方屈指の名園として、島根県第1号の名勝に指定されている。
寺院などではありませんが確かに雪舟のお庭、解説もしていただけます。
個人でこれだけの庭園を維持管理されていることに脱帽です。長年のご苦労を察するところです。 国道9号から入る道はわかりにくいですが、細い道路を案内柱をたどって行けば5~6台駐車可能な広場があります。 庭園に興味のある方は必見です。
名前 |
小川家雪舟庭園 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0855-53-1213 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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現在は枯山水庭園ですが、元々は池泉回遊式だったそう。重森三玲氏の水を抜いた方がいい、という助言に従ったそうです。個人宅にお伺いすることになるので、事前に在宅状況を確認したほうがいいです。