江戸時代の歴史が息づく、巨大な領界石!
荻浦領境石の特徴
領界石は江戸時代の歴史を感じさせる大きな石柱です。
荻浦の地に残る複雑な歴史を示す貴重な史跡です。
国境石とは異なる領境石の重要性を物語っています。
この地の江戸時代における複雑さを示す石柱です。筑前国はほぼ『黒田家』が統治下におかれましたが、怡土郡は違っていて、旧二丈町は唐津領だったり、一部が対馬領だったり、旧前原町では有田地区が豊前中津領だったり、ほかにも幕府領が点在したり。と、複雑でした。それゆえの石碑が建ち、これは領地の領域を明確にするための石碑です。ちなみにその領図も残っております。
名前 |
荻浦領境石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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国境石ではなく領界石としてはかなりのサイズです。ただし竿石に対して台座が華奢な気がします。移設の可能性は大きいですね。碑文も従是じゃなく此川中央となっています……って言うかここ昔は志摩郡だったのね……怡土郡と思ってた。肝心の場所はJR筑肥線美咲ヶ丘駅の裏側の荻浦神社の前です。