無料で学べる別子銅山の歴史。
別子銅山記念館の特徴
別子銅山の歴史を深く学べる展示が魅力的です。
無料で充実した資料がそろい、訪れる価値があります。
自然に囲まれた素晴らしい立地で、落ち着いて過ごせます。
丁寧な解説がされています。鉱山というと重労働でブラックというイメージがありましたが、当時としては先進的な環境も配慮されていてイメージが変わりました。入館料は無料ですが、内部の写真撮影は出来ません。
別子銅山の歴史や日本の銅精錬の歴史が勉強できます。館内は地下に降りて進むような構造になっている。
別子銅山の記念館!住友財閥の大元だそうで、江戸時代の始めから続いているとの事、スゴイですね~これだけの建物と展示で無料はビックリ、助かります~ツツジがきれいとの話です、またその時期に来たいと思います~
新居浜市の歴史は、住友の歴史抜きに語れない。それがこの別子銅山記念館の訪問で理解できる。住友の大量の雇用が街をつくり、銅山掘削と精錬の技術がこの街を支えたのだ。同時に公害ももたらしたが・・・。
入館無料で住友財閥の基礎となった別子銅山に関する展示があります。1690年(元禄3年)翌1691年に開坑、1973年(昭和48年)に閉山するまで280年にわたり銅が採掘され、開山時は海抜1200mだったのが閉山時には海抜マイナス1000mまで掘り進められたそうです。炭鉱とは違い、需要やコストの問題ではなく、280年掘り進められたため、地熱や地圧に坑道が耐えられず安全が維持できずに閉山を余儀なくされたそうです。観光地としてはマイントピア別子がメジャーですが、あちらは坑道の現場体験できる、こどもにもわかりやすい展示になっていますが、こちらは博物館と同じような大人向けの展示です。中学生以上が対象だと思います。展示は住友グループに関するもの、別子銅山に関する物、鉱石そのものに関する物、別子銅山と地域の関わり、といったようなブロックにわかれて展示されています。館内は写真撮影禁止です。所要時間はくまなく見て1時間程度だと思います。このような展示を無料で拝観させていただけるのは非常に有り難いです。建物の外には神社と鉱山で活躍した機関車や貨車が展示されています。駐車場は10台程度とキャパがないため、休日は混雑するかもしれません。ちなみにマイントピア別子からは3kmほど離れているため、歩いて往復するには厳しい距離です。
地元の人は、ここでお勉強してるだな。オシャレな建物でした。
別子銅山の歴史を知ることができます。
別子銅山の歴史が詳しく展示されています。銅山の坑道の全貌をリアルに再現した模型は圧巻です。クモの巣のように坑道が張り巡らされています。住友様のお陰で無料で見学が出来ます。280年間もの間、採掘され続けた、別子銅山。世界一の銅の産出量を誇った銅山、もっと注目されるべき産業遺産です。
令和3年5月下旬、サツキが一面に咲いていました。
名前 |
別子銅山記念館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0897-41-2200 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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住友グループの礎を築いた銅山です。金は佐渡、銀は石見、となれば銅はここ別子銅山になるのでしょう。世界遺産を目指しているとのこと、これだけの遺跡の数と伝える活動の積極的取り組みですから遠くない将来でそうなると思います。近くのマイントピア別子では実際の遺跡に触れられますが、より具体的に、歴史として学べる場所としてはこの記念館は特筆していて、なおかつ無料でこの学習の場所を提供してくれるのは住友グループの財力の強さの賜物でしょうね。展示も分かりやすく、空間の雰囲気もバッチリで素晴らしい資料館でした。