一条戻橋の河津桜、伝説彩る美景。
一条戻橋の特徴
戻り橋で朝の鴨夫婦の姿に癒やされる朝の風景です。
現代の景色に馴染む河津桜が見事に咲き誇ります。
伝承に彩られた京都の心霊スポットでもあります。
一条戻橋(いちじょうもどりばし)は、京都市上京区の、堀川に架けられている一条通の橋です。794年の平安京造営に際し、平安京の京域の北を限る通り「一条大路」に堀川を渡る橋として架橋されました。現在の橋は平成7年(1995)に架け直されたものです。一条戻橋には数々の逸話が残されています。その一つに安倍晴明は十二神将を式神として使役し家の中に置いていましたが、彼の妻がその顔を怖がったので、晴明は十二神将を戻橋の下に置き、必要なときに召喚していたと伝えられています。
【2024年9月初訪問】晴明神社とセットで必ず行きたいと思っていました。説明の立て看板を読んでから渡りましたが、肝心の反閇(へんばい)しながら歩くのを失念してしまった。
平安時代の伝説を聞いてから、晴明神社とセットで必ず行きたいと思っていた場所です。通りの真ん中にひっそりとあるので、気づかず通り過ぎてしまいそうです。説明の立て看板を読んでから渡るとまた思うものも変わってきます。
堀川にかかる石橋。昔は、ここから先は葬送地であり、この世とあの世の境目として捉えられていたそうです。「戻橋」という名前の由来については『撰集抄』巻七で、延喜18年(918年)12月に漢学者三善清行の葬列がこの橋を通った際、父の死を聞いて急ぎ帰ってきた熊野で修行中の子浄蔵が棺にすがって祈ると、清行が雷鳴とともに一時生き返り、父子が抱き合ったという。戻ってきたということで戻橋。昔の素材を使ったミニチュアの橋が、晴明神社内に再現されています。
戻り橋の手前で朝の鴨さん夫婦の寛ぐ姿癒されます。
2022年3月14日今が見ごろ!
すっかり現代の景色に馴染んでおり、想像していたよりも普通..?というのが率直な感想でしたが、様々な伝承に思いを馳せると、なるほどここが..と感慨深いものがありました。訪れた2月初は落葉の木々で少し寂しげな風景でした。いつか桜の季節に再訪してみたいものです。
いつも見事な河津桜が咲きます!京都最速で咲いてるのてば…
ここの河津桜は1本で枝ぶりがお見事。橋の由来より、桜が見たくて行くような。
名前 |
一条戻橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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堀川通りの一条戻橋です。平安京では都との境目でした。近くに晴明神社が有ります。