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名前 |
楠森社跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
~ネット情報を参考に瀬織津姫命を探しに行く 愛知編②~②\t楠森社跡にて鎮座地 愛知県安城市村高町字川成さて、村高神社から車で1分かからずに「楠森社」跡に着いた。ここは、矢作川の堤防にほとんど張り付いている塚である。それにしても、でっかいクスノキである。先ほどの老夫婦が教えてくれた話の中で、「ああ!!大楠のお社ね~!松のとこだよ!!」って、おっしゃっていたのを思い出した。その時は楠と松を間違えて言ってるなと思ったんだけど、確かに南側に松の木と牧の木が数本生えている。ここを何度も通ってるときは大楠1本しか目に入っていなかったが、他にも小さいながら木が生えていたのである。松の場所に祠があったのかもしれないが、もう聞きにいく家も探せない。まあいいか...ここに間違いない!ちなみに長年1本の大楠だと思っていた巨木は、案内板だと2本であることも判明した。ぐるっと塚の周りを回ってみる、草が腰丈ほどもあり大楠には近づけそうもない、と東側(矢作川の方)にダンボールが落ちており、それをどかすとなんと小道が現れた。もちろん草をかき分ければどこからでも入って行けそうだが、一般的にこの小道のみが進入路であると思われる。覗き込むと手作りのブランコがあり、枝ぶりも木登りし放題の子供達のワンダーランドのようである。しかしながらマムシとか考えるとその小道さえ危ぶまれるため楠木まで到達することはやめておいた。僕は、楠木に触ってもお話できないし(笑大楠の塚について考えてみる。このあたりは矢作川の右岸に位置し、豊田・岡崎方面からの川の流れはここで急に左に曲がっているためか、昔から何度も堤防が決壊した場所である。桜井に住む知り合いのおばあさんが子供の頃に、矢作川が決壊し桜井神社境内東の崖から東側一帯の田畑すべてが浸水した話を聞いたことがある。何の石碑も見当たらないが、この塚の雰囲気と位置する場所から、たぶん水害で亡くなった方の鎮魂と、神様の怒りをなだめ祀ったのではないかと思う。やはりそこで水害であれば、瀬織津姫命をお祀りしたのは自然の流れであったのであろう。でも、どこから勧請したのか知りたいところである。