オルゴール流れる豊かな自然。
国立療養所大島青松園の特徴
瀬戸内国際芸術祭の会場となっており、芸術を楽しめます。
野鳥が多く生息する自然豊かな環境で癒される場所です。
1889年設立の歴史を持つ療養所がある特別な場所です。
先入観なしに訪れたい青松園全国に13園設けられた内の一園、1889年日本で最初の療養所が差別するだけで何も施さない日本人に見兼ねたフランス人神父テストウィードが静岡に設立した、後の神山復生病院である。癩病と言われ伝染し不治の病と考えられて隔離され凡ゆる人間的尊厳を否定無視され基本的権利さえ奪われた患者達、園内は比較的キリスト教会が多いのもテストウィードに起因しているのかも知れない。何も語るべきことがない、と言うより己自身で来て見て感じて判断するしか術はない、人から聞いても書籍を読んでも理解は不可能であると確信するものである。個人的には13園全て複数回訪問した者の言と理解して欲しい!一つ言えることは、同情や憐憫など無意味であると言うこと、ハンセン病患者に対する国の対応を知り国民として反省し帰る所のない人たちをどう処遇したら良いのか真剣に考えるべきである。
私は付属看護学校の卒業生、苦しかった学生時代も今となれば良い思い出です。先生、医師看護師さん、患者さんに育てられました。ありがとうございました。また一度そちらに行きたいです。約2年前より眼を患い、今は関節痛にて仕事を休んでいます。もう一度看護師として復活したいです。
瀬戸内国際芸術祭2016のH1会場で、3年に1度開催されます。
1968年大島の西の浜から見た夕暮れの矢竹島です。
瀬戸内国際芸術祭での訪問でした。大島は『国立療養所』。そのため、船代は無料ですが、島ではガイドの下で歩き、帰りの船も指定される。到着後、まずは宗教エリアの見学。つまり 供養塔や信仰のためのエリア。ここまでで、一応の療養所の説明がされていて、島を訪れた人は ハンセン病の隔離政策を知ることとなる。そして 火葬場の隣にあるモニュメントを見学。そのモニュメントの下には、お骨に入らなかった灰が埋められているとのこと。その後、トリエンナーレの展示エリアでの作品の見学。昭和57年に建てられた 入所者の居住施設を利用したものが2016年にはありました。そんな中、そして建物を1棟撤去したあとの空間に『解剖台』がありました。数年前に近くの海の中から引き上げたとのこと。確かこの話 テレビでみた覚えがある。~島で亡くなった入所者は 解剖承諾書を『書かせられ』、死亡すると この台の上で病気の研究目的で解剖する。その時の体液を落とすために 中央に穴が開いているのが、解剖台の特長~この事実は関係者が口を閉ざしているので、今もってもまったくわからない。テレビでは、この解剖台は事実隠蔽のため、海になげられたのだろうと言っていた。そんな歴史からも一時は、らい予防法が廃止になるまで、抹殺されていた。そんな島。そして驚いたのは、島の中の道を走っている車のナンバーが無いこと。ここの道は 公道ではないとのこと。まだまだ見えない権力の及んでいる所なのだ、を感じました。因みに、開所時の所長は 警察官の天下り。医師ではないという 事実! そんなことを考えつつ、およそ90分の滞在でしたが、感じるものがたくさんありました。終戦後も延々と非人道的なことが普通に行われていたことを身近に感じてしまう場所。一度は訪問すべきところだと思います。
島中でオルゴールが流れている島です。ゆったりすることしか許されていなかったということは、どんなものか創造出来ません。こういうことがあったんだと知ることは大切だと思いました。
島中でオルゴールが流れている島です。ゆったりすることしか許されていなかったということは、どんなものか早々出来ません。こういうことがあったんだと知ることは大切です。
暗い歴史を知ることのできる場所です。しかし、それに目を背けずに足を運んで、知り、理解し、考えることが大切です。
自然が豊かで、野鳥もいっぱいいる。たまに珍しい鳥が飛んで来るため、マニアの人にはたまらない場所。(自分は野鳥好きじゃないけど。)
名前 |
国立療養所大島青松園 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
087-871-3131 |
住所 |
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HP |
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/osima/ |
評価 |
4.1 |
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もう20年ほど昔、友人が薬剤師として勤めていました。